拙攻の嵐で無得点ではどうにもならないが、それでも高橋投手は単独首位のかかるこの試合で先に点を取られてはダメ。(2022年7月16日ライオンズ対ファイターズ)
今晩は。観戦中に腹が立ったtthgです。
どんなに投手が良くても点が取れなければ勝てない。当たり前の話だが、あまりにも打てなさすぎる。立ち上がりのエンジンの掛からない上沢投手に対して無死一塁から得点圏にランナーを進めるも打てず。上沢投手が少し疲れから投球を乱し始めた5-7回にいずれも得点圏のランナーを出しておきながら。無得点。特に、5回は無死二塁、7回は一死一、三塁とヒットや相手エラーがなくても点が取れるチャンスで取れなかったのは痛すぎる。5回は浅めのライトフライで外崎選手が暴走気味に三進を焦ってアウト。7回はゴロゴーなら長谷川選手のボーンヘッド、ギャンブルスタートならライナーを打った山田選手のミス。また、ここは、中村選手を代打に出して犠飛を狙うという方法もあった。(ショートは長谷川選手、サード中村選手、レフト川越選手で守備は可能。)
これだけ打てなければ、流れを失うし、高橋投手が打たれるのもある程度は仕方ない。しかし、高橋投手は仕方ないだけで済ませる事はできない。高橋投手はエースなので、先に点をやってはいけない。ローテのの一角レベルなら「よく頑張った」で良いが、エースはどんな試合でも先に点を取られてはダメである。特に今日は中止の影響で単独首位に立てるチャンスだった。もちろん、それで優勝確実というわけではないが、追い上げる立場のチームがゲーム差なし近辺で跳ね返され続けると精神的にきつくなる。だから一瞬でも首位より上に立つ事は精神的に大きい。この単独首位がかかった試合で先に点を取られてしまっては、HQSでもエースの役割を果たしたとは言えない。
そうは言っても、今日だけで勝負をしているわけでもない。9連戦の頭という事を考えると、一人でも中継ぎは節約したい。その意味では高橋投手が7回投げて中継ぎは森脇投手一人で済んだのは数少ない成果だった。ただし、最後は森脇投手ではなく、タカハシ投手ないし田村投手で行くべきだった。1点差とは言え、完全に試合の流れを失っており、勝つ道が見えない展開だった。だが、敗戦処理の投手に取っては普段より緊張感のある舞台である。そこで力を出して抑えれば大きな自信につながるし、次回以降もっと良い場面にステップアップできる。打たれても良い経験になる。負け試合も使い方次第では後々の糧になる。ベンチにはそういう発想が必要だった。
各回におけるtthgの感想を下記にまとめておりますのでこちらもご覧下さい。
1回表
先頭鈴木選手のヒットを皮切りに上沢投手を攻めて二死一、二塁から呉選手が絶好球を打ち損じて終了。3-1のカウントでねらい目だったのに仕留められず。痛い。球数24投げさせたのはまだまし。
1回裏
高橋投手は三凡だがどれも当たりは悪くない。特に先頭の松本投手のショートライナーは完全にヒット性だった。
2回表
ジャンセン選手の二死からのヒット一本のみ上沢投手が立ち直りつつある。
2回裏
ジャンセン選手が悠々アウトのタイミングで足が離れるのが早くて併殺崩れという凡ミスがあったが無失点。初回よりは球が低めに集まり復調傾向。
3回表
上沢投手は初めて三凡。愛斗選手あたりは良い当たりを打っていたが。
3回裏
松本選手の技有ツーベースでチャンスを作られるもその他を抑えて無失点。だいぶ調子は上がって来た。
4回表
上沢投手がここも三凡。完全にのせてしまった。早めにテンポを乱す攻撃が必要。
4回裏
先頭野村選手のヒットはあったが、全体的には調子上昇。相手も良くなってきたので先に点を上げない事が大事。
5回表
外崎選手が先頭ツーベースで出るもジャンセン選手のライトフライでタッチアップして三塁でアウト。流れを失う危険のある痛いプレー。
5回裏
流れが変わりそうな気配のする守りで三凡。これはエースの仕事。
6回表
一死、一二塁で4-5番で取れず。これでは厳しい。
6回裏
一死二塁から野村選手に打たれて失点。敬遠する手もあるが、エースがここで逃げてては先は見込めない。三度目の正直で抑えるのがエース。なお、ファウルフライで森選手に激突して取ったジャンセン選手は論外。
7回表
外国人二人で一死一、三塁。山田選手のセカンドライナーで長谷川選手が飛び出して併殺。ギャンブルスタートだったんだろうが、痛すぎる。せめてゴロ打たないと。
7回裏
相手のバスタ―エンドランの空振りに助けられて無失点。とりあえず、先発が7回投げ切ったことは9連戦を考えると救い。
8回表
上沢投手がワンアウトをとり残りはロドリゲス投手に取られて三凡。打線が完全に死んでいる。
8回裏
森脇投手が登板して三凡。完全に流れを失っているが森脇投手出す価値のある場面だったのか。
9回表
石川投手→堀投手のリレーで3凡。もう流れを失ったチームにチャンスは残っていなかった。
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チャンスに後一本が出なさすぎです。#埼玉西武ライオンズ#seibulions
拙攻の嵐で無得点ではどうにもならないが、それでも高橋投手は単独首位のかかるこの試合で先に点を取られてはダメ。(2022年7月16日ライオンズ対ファイターズ) https://t.co/w0mKhzi6Yd— tthg1994 (@tthg1994) July 16, 2022
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