今晩は。夏バテ気味のtthgです。
内容と結果のバランスは難しい。正直今日も決して内容が盤石というわけではない。しかし、三つ勝つという結果には大きな意味がある。ローテの巡り合わせで則本投手や岸投手相手ではないとしても、対イーグルスという意味では6連勝という結果であり、そこは大きい。2位を争う直接対決という事を踏まえたら相手に与えるダメージは相応のものがある。また、ホークス相手に連敗して追い上げムードがしばんだかに見えたが、盛り返して再び1ゲーム差まで差を詰めた。これもホークスにコロナの影響があるので実力差が埋まったという理解はできないにせよ、8月を迎える前にホークスの背中が見えた点は好材料である。
また、これだけ一気に勝てると勝利という結果がチーム力の底上げにつながる事もあり得る。上手く行く事で精神的的なゆとりが持ててポテンシャルに見合ったプレーができるようになる事もある。あるいは、「勝った」という自信が次の修羅場で精神的な支えになる事もある。このチームは少なくともシーズンは勝ったことのあるメンバーが中心にいるので、その時の記憶を呼び覚ましてそれが支えになる事も期待できる。そういう意味では価値のある三連勝である。
さて、そうは言っても内容が手放しに喜べるかと問われるとノーである。連投と昨日回跨ぎの水上投手、本田投手、平良投手を休ませた事は良かったとしても、増田投手の投入は疑問である。それも増田とは4点差ありながらあわやの展開だった。増田投手を投入するならキッチリ抑えてられる状態である事が前提だ。疲労の影響からか微妙な投球が続いている増田投手を使う展開ではなかった。増田投手のところは森脇投手であるべきである。
公文投手が火消し成功した後の回跨ぎ。微妙な判定にも苦しめられたが、強い当たりのサードゴロが飛んだ事による併殺に助けられた面が大きい。なぜここで宮川投手出ないのか。宮川投手は余程何か問題があるのか。出せるのに出さなかったなら起用の問題だし、出せない状態なのだとしたら今後のコマ不足の懸念がある。その次に出てきた佐々木投手も制球が安定せず併殺に助けてもらった内容だ。公文投手や佐々木投手のできは宮川投手同様中継ぎのコマに大きな影響があるので注視したい。與座投手についてはよく投げているが、6回後一死は取ってクオリティースタートはして欲しかった。
打線の方は、この三連戦で1番良かった。先制だけでなく、中押しで点を取り早川投手をノックアウトした。できるだけ投手を節約したい試合だったので、このノックアウトは大きな成果だった。しかし、2番手津留崎投手以降を打てなかったのは反省が必要である。結局4点差のままだったので増田投手が出るハメになったし、あわやの場面を作られてしまった。津留崎投手や西垣投手は一軍当落戦上の投手であり、彼等を打てないようでは勝負所で勝ちパターンの投手を打つのは無理であるを一応オグレディ選手のヒットでジャンセン選手化、ホームアウトという場面はあったが、それだけだった。夏場に中継ぎの疲労軽減のためにはもう2-3点取って相手を戦意喪失に追い込む事が必要である。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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