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プロ野球ファンの中における「コミュニティの崩壊」は野球界全体の懸念材料。

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今晩は。ぼっち観戦でもあまり気にならないtthgです。

媒体は忘れたが作家の東浩紀さんがコロナによる飲食店への休業要請の問題点として「コミュニティの崩壊」を指摘していた。東さんの指摘は飲食店(特に個人営業の)というのは店の常連客同士である種のコミニティが形成されており、それが半年とか休業したあかつきには、常連客の一部が他の飲食店に流れるので、たとえ店を再開しても元のコミュニティが戻らないという趣旨だった。この指摘がどこまで正しいのか分からないが、規模が小さく長居する客が多数いてカウンターで客と店主が談笑しているような店ならある程度あり得る話かなと思う。そして実はこれと同じ事が、今のプロ野球でも起こっているのではないだろうか。


既に本ブログでも指摘したようにプロ野球の観客動員は観客制限が解除されてもコロナ前の水準に戻らない。これは東氏の指摘するコミュニティの崩壊が一因ではないだろうか。例えば、年間複数回一緒に観戦に行くようなファン仲間が居る人の片方がコロナ感染のリスクを重く見て来場を控えたとしよう。それでも1人で現地に行く人もいるだろうが、「観戦仲間」がいないと現地に行く理由を見出せないという人もいるだろう。

そういう人にとっては、観客制限が撤廃されても相方のコロナに関する考え方が変わらないと球場には戻ってこない。ただ、戻ってこないだけでなく、2年以上その状態だと「いつ現地に行く喜びが戻ってくるのか分からない。」というシンドイ状況が持続する。それに耐えるか新しい相方を見つけるかする人もいるだろうが、別の趣味を探すという人もいるだろう。そうした事が多数起こるようだとファンの中におけるコミュニティの崩壊が起こる。そうだとするとプロ野球業界にとって今後の経営に大きくマイナスである。

一方で、最近この件に関して思うのは、ファン自身がコロナのリスクを重く受け止めていなくても、学校や職場などがピリピリしていると「コロナに罹患すると周りから白い目で見られる」という懸念は持つ可能性がある。こちらのケースの場合は、観客制限の撤廃ではなく社会がコロナのリスクを受容する体制になった時に現地に戻ってくるかもしれない。

この件に関しては、おそらく単一の理由で説明するのは困難であり、複合した要因のうちどれが重いのかという事になるので簡単に予測はできないだろう。願わくはコミュニティの崩壊が起こっていない事を願いたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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