今のところ東スポの「菊池雄星楽天」に過敏に反応する必要はない。ただし、火のない所に煙は立たないのも事実。

今晩は。仕事帰りに東スポを買うという昭和過ぎる行動を取って見たtthgです。

多くのライオンズファンは東スポの下記の記事だろう。


tthgは紙のスポーツ新聞が好きなのでたまには買ってみるかと思い立ち紙媒体も買って見た。紙で買おうが電子で読もうが大差はなかろうと思っていたが、紙媒体で読んでみたところ、「なぜ今日この記事が出たのか」という点について気づいた事があったので今日はそれについて書いてみたい。



まず注目したいのが紙媒体で上記の記事が載っていた2面には他に下記の記事が同時に記載されている。



この二つが同時に同じ誌面に有れば、「菊池投手楽天決定」という印象はあまりない。上記の記事はあくまでも菊池投手の行き先を推理している記事の中の一つという印象を受ける。決定的な証拠はなくともかなり硬いと東スポの編集者が考えているなら、こんな記事の構成にはせず「菊池楽天」一本槍で押し切るはずである。

更には下記の記事も小さめに同面に掲載されている。


内容的には、菊池投手の代理人であるボラス氏の会社と契約した平良投手を無理矢理絡めて、紙面の空きを埋めたようにしか見えないあまり質の高くない記事である。

その上で重要なのはこの記事は競馬の有馬記念の週の金曜日発売の本誌に掲載されているという事である。東スポは競馬に関しては力を入れていて競馬界隈では「東スポは(嘘ばっかり書いてある事で有名だが)競馬だけは本当の事を書いてある」と言われるぐらいである。とりわけ、金曜と土曜の紙面は競馬の比率が非常に多い。そして有馬記念は競馬は年末の一大イベントなので、今日は東スポの野球担当がどんな記事を書こうと一面にはほぼならない日である。

その上で、ここからはtthgの想像だが、野球担当が「今日は力を入れて書いてもどうせ大きく扱われない」という心境から、大した取材をしなくても書ける憶測満載の記事で紙面を埋めたのではないだろうか?明らかに余った紙面を埋めるために、ボラス、メジャー、西武、というキーワード絡めただけの平良投手の記事などは手抜き感が滲み出ている。



という事で、即楽天入りとかは無さそうである。ただし、この東スポの記事ぐらいは素人でも書けるぐらい状況証拠はある。メジャーのロックアウトで行き先が不透明になった。そこで、とりあえず来季は日本でやって、再来年またメジャーでやれるオプションを出してくれる球団に行くという選択はあり得る。

また、年俸面では菊池投手が破棄した1300万ドルの1年契約は日本円で13-14億程度。それを基準に考えると,とりあえず10億ぐらいは出さないと交渉にならないだろう。勿論、日本でやるならライオンズしかないと、ライオンズの出せる範囲で契約という道はあるのだけれど、ライオンズ2億、楽天10億とかでそれでもライオンズと言える選手は稀である。

楽天の場合ちょっと成績がでないと、牧田投手みたいになるというリスクはあるわけだが、1年の腰掛けと割り切って次はメジャーに戻るつもりなら、牧田投手への楽天の対応も足枷にはならない。火のないところに煙は立たないとは良く言ったもので、こういう憶測記事が出るのは皆がある程度「あり得る」と頷く時なのである。そういう意味では全く意味のない記事ではない。少なくとも森選手がコンバート直訴とかよりも真実味はある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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