ライオンズにFA移籍が噂される岡田選手を引き留める術は限られる。あり得るとした岡田選手側の事情。

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おはようございます。岡田選手に残って欲しいtthgです。

今日はFA移籍の噂が出ている岡田選手について。tthgは残って欲しい。下記の最後で記事で森選手を休ませる事も考慮すべきと書いたが、そのオプションとして岡田選手のリードというのは必要である。

今年の成績で打てる捕手森選手を諦めるのは早計。


またベンチでの盛り上げ役など無形の力が有るのも捨てがたい。これからベテランとしてチームをまとめて行く役割も担って欲しい。

しかし、今のライオンズには岡田選手を引き止める要素はハッキリ言って皆無である。


まず、単純に、お金がない。コロナ禍で去年より金銭的に厳しい中、控えの捕手に大型複数年とかは簡単ではない。加えて、今年好調で来年FAを迎える森選手との兼ね合いもある。ここで岡田選手に億単位の金を出したら森選手からしたら「控えの岡田さんがこれだけもらったなら俺はいくらなん?」となる。直接のライバルの控えの方に多額の契約を結んだら、今年、来年の森選手との交渉はより困難になる。それはライオンズにとってあまり得策とは言えない選択である。

他の方法としては岡田選手が出場機会を求めた場合。これも今の岡田選手の打力で森選手と半々で出すとかは難しい。加えて現場は柘植選手を評価しており、その面からも難しい。また、これも森選手のFAを加速する。岡田選手を残す方向で通常とは違う措置を取った場合最悪森選手流出も覚悟しないといけない。打率1割の岡田選手をレギュラーで出して今より勝てると確信できる要素があるなら別だが、ライオンズとして切れるカードは極めて少ない。



あり得るとしたら岡田選手側の要素である。今年のFAというのは岡田選手にとってもタイミングは良くない。コロナ禍でFA市場は決して活発ではない。去年も増田投手に満足のいくオファーはなかったような報道もあったので今年も金銭的に良いオファーはない可能性が高い。また、去年と今年の打撃成績ではレギュラーのオファーというのも考えにくく、第二捕手ないし、良くレギュラー争いの一角になる。出場機会を求める移籍には不向きである。また、来年FAで森選手が出て行った場合(tthg的には悪夢だが。)には、トータルで1番出場機会が多いのはライオンズというケースもあり得る。

それだったらFA権を保持したまま残留というのも選択肢である。そして、来年は少ない出場機会に甘んじるとして春先から打撃で貢献できるように努める。2018年は約100打席で.272を打っており、このレベルをコンスタントに出せるなら他球団ではレギュラーになれる。少ない打席でもこのレベルで打てる事を証明すれば森選手移籍の場合のライオンズのレギュラー又はFA移籍の場合の他球団でのレギュラーがかなり近づく。確かに、来年古賀選手が一軍に来るなら全く出場機会がないとかになる危険もあるので春先から絶好調である必要があるというリスクはあるが、リターンは大きいのであり得る選択の一つである。

最後は岡田選手のライオンズ愛に期待するという事になろう。金や出場機会よりもライオンズという球団が好きだから残留。それなら考える余地もない。本来、そういう魅力のある球団になるのが一番の補強なのだが、あまり考え辛いですよね、、、。これまでの経緯を考えると。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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