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昨日は多少は期待したが、今年何回も観てきた光景が繰り返されただけだった。(2021年8月18日対マリーンズ観戦記)

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今晩は。夏休み最終日のtthgです。

下記の昨日の観戦記で「もしかしたら一気に挽回できる?と多少は期待してしまう。」と書いた。また一方で、「明日と明後日も勝たないと今日の勝利もあまり意味をなさない可能性が高い」とも書いた。結果的には後者の方が実現してしまった。


今日は非常に今年のチームらしい試合だった。まず先発のニール投手。6回途中まで投げて5失点。一応5回までは3点で抑えていたが、内容としては微妙だった。エチェバリア選手の二本のレフトフライについては風がなければホームランないし長打が妥当な当たりだった。この二本が長打ないしホームランだったら早々ノックアウトだっただろう。ただし、低めに来てゴロを打たせる本来の投球ができている時もあり、全くダメダメだったわけではない。

6回二死満塁から十亀投手が出てきた打たれたが、コントロールに不安があり、中継ぎタイプでない十亀投手に抑えろというのは酷である。さりとて上述のように二本の長打性の当たりを打っているエチェバリア選手に回っては交代も致し方ない。代わりの選択肢も武隈投手か水上投手しかおらず、この状況に陥った事が詰んでいたというべきだ。tthgなら武隈投手を選ぶが、ニール投手が抑えきれなった事が本質である。調子が微妙だったニール投手を6回頭から十亀投手、武隈投手、水上投手の誰かという手はあったが、ニール投手の球数も少なく低めでゴロを打たせる投球を部分的にはできていたので、ビハインドでは替えにくかった。


6回の継投については、色々な見方もできるが、それ以上に問題なのは、6回頭で2-3のビハインドだった事だ。初回の二死一、二塁で栗山選手が甘目のカットボールをセンターフライを打ち上げてしまった。二回二死一、二塁も外崎選手が仕事をできなかった。3回表は無死一、三塁から中村選手のショートゴロの間の1点後栗山選手、山川選手に一本出なかった。5回表に中村選手のライトオーバーで同点に追いつくも、その裏の守りで岸選手がポロリとやって(マリンの風に慣れていない岸選手には酷ではあったが。)源田選手の送球ミスで1点やってしまった。

結局序盤の拙攻に守乱で流れを渡しては6回の追加点もある意味では必然だった。究極的には何事にも当てはまる話だが、為すべきことを出来ていないチームには良い結果が訪れる可能性は低い。序盤にしっかり点をとり、点差をつけて置けば、精神的に優位に立ち、相手が打ち損じてくれたり、自らが変なミスをする確率も減る。そういう展開に持ち込めなかった事が最大の敗因である。

結局、今年何回も観てきた光景が繰り返された。また2021年ライオンズと辻政権の終戦は確実に近づいた。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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