今日のファイターズ相手に大勝自体はある意味当然の結果だが、打線に良化の兆しがある事は確かである。(2021年5月21日対ファイターズ観戦記)
今晩は。明日娘の運動会からのメラドというハードスケジュールが待っているtthgです。
多分多くのライオンズファンが思っている事は「この打線の勢いは本物か?」という事だろう。正直今この問いに完璧に答える事は難しかしいがその兆しはある。そもそもまったくチャンスが作れていなかったわけではなく、それがつながり始めた。欲を言えば今日は序盤で伊藤投手を崩し切りたかったが、絶えずチャンスを作って圧をかけて5回ノックアウトは悪くはない。後一本が出ないとしてもここまでチャンスを作れば一概に拙攻とは言えない。そして一度火を吹いたら止まらないというイメージを持って貰えれば段々と相手も自滅しやすくなる。スバンジー選手が上向き、懸案だった一発不足も解消されつつあり、タイムリーも出だした。ここにきて全体の好調の波がやってきており、もしかしたら打線の力である程度勝てる時期を過ごせるかもしれないという希望はある。
ただし、今日のファイターズが酷すぎたという側面は否めない。中田選手も近藤選手もいない。西川選手もヒットは出ていないし、太田選手も不調。これでは不調の高橋投手から1点しか取れないとしても当然である。正直に言ういまのファイターズからは3連勝しないといけない。逆なそれが高いハードルになるぐらい今日のファイターズは酷かった。
一方で、最後の球で今日最速を出した高橋投手は8分の力で抑える事ができるようになったのは頼もしい限りだ。ピンチになっても動じないで堂々と投げ込んでいる姿にはエースの風格が漂い始めた。実はライオンズは久しく本物エースがいない。ホークスでダメダメだった菊池投手や怪我が多かった岸投手、涌井投手は本物エースというにはイマイチ迫力不足だった。高橋投手は彼等を越える存在になりつつある。ここも希望の持てるポイントである。
最後に松岡投手が今日は一回を投げ切った。最後のレフトフライはちょっと危なかったが楽しみな存在ではないだろうか。サイド打が150近く投げるのは魅力だし終盤のバリエーションが映えるのは歓迎だ。次回も結果を恐れず投げ込んで欲しい。
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— tthg1994 (@tthg1994) May 21, 2021
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