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松本投手が美馬投手との意地の張り合いを制して価値ある勝利。(2021年5月15日対マリーンズ観戦記)

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今晩は。久々に良いものを見たtthgです。

今日は本当に松本投手が良かった。松本投手の選手生活が終わった時「転機にあった試合」として語り継がれてもおかしくない試合だった。132球投げて8回零封。流石に最後のほうは球速が落ちていたが、抑えきった。中継ぎ配置転換の後最初から全力で投げ切るスタイルで殻を破りつつある。これは推測だが、松本投手はマウンド
考える事が多すぎて自分の力をマックスまで使い切れていなかったのではないだろうか。やれペース配分がどうとか、コースに行かないと打たれるとかを考え込むうちに投手にとって一番大事な「腕を振って強い球を投げ込む」という原点がおろそかになっていたのではないだろうか。それを全力で投げ込むことに専念した結果球威が向上した。それで打たれないものだから、より全力で投げることに専念する一方で、ベースの制球力があるのでプレッシャーから解放されたことにより制球も良くなった。そんな感じではないだろうか。仮に松本投手がこれを機に化けてくれるならライオンズ投手陣の評価は大きく変わってくる。


松本投手の投球に価値があるのは、味方がチャンスがありながら点が取れないという悪い流れの中で0で抑え続けるという本物のエースの仕事をしたという点にある。申し訳ないが、tthgは序盤に凡打を続ける打線を見ながら、「タイムリー欠乏症の打線はこの展開では多くを期待できず接戦でも負ける」というイメージしか持てなかった。しかし、松本投手が抑え続けて流れを引き戻した。そして、「絶対に先に点をとられてなるものか」という気迫を双方の先発が醸し出すひりひりとした空気感はライオンズの勝ち負けを超えて一つの試合として価値のあるものだった。特に松本投手が6回裏と7回裏にキャッチボールに出てくる姿には投手のプライドを感じた。

そして、不甲斐なかった打線も7回にとうとう援護してくれた。しかも3点。源田選手の執念のタイムリーも良かったが、最も大きかったのは山川選手のセンター前。この試合それまで2回得点圏で打てなかった元四番の維持を見せてくれた。追い込まれて外目のカットを膝を折りながらセンター前に運んだ。彼がファーストベースでの本当に嬉しそうな表情には本当に「何とかしたかった」という気持ちを見ることができた。

正直、昨日の引き分けは痛く、このままずるずる行くのかという気もしたが、そんな雰囲気を打ち破るには十分な試合だった。今のライオンズはこういうところで踏ん張れるのが魅力だったりすると思う。最後は3点あったので十亀投手で良かった気もするが、今日勝つ意味は大きいので平良投手もやむなしである。その代わり、明日こそは十亀投手第二先発を作ってほしい。それで連勝できたらシーズン全体の流れを取り戻せるかもしれない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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