3軍の位置付け次第では今回のドラフトはライオンズの組織的問題を示唆する。
今晩は。ライオンズの組織としての活動に疑問も感じるtthgです。
先日ライオンズの3軍ができる事を喜んだのも束の間、ドラフト指名を見る限りでは看板倒れの組織になる気配が満載である。今季のドラフト指名数は育成を含めて9。なんと先日の戦力外となった選手の数とおなじである。これからFAや外国人選手が抜けたら人数的には今年と同等かそれ以下になる。トライアウトや外国人を大量に取らない限り、別組織をする意味を見出す人数にはなりそうにない。tthg的には3軍の存在意義は育成制度を使って下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式で育成することだと考えるが、ライオンズは何か違う考えでもあるのだろうか。
ドラフトだけでは判断できない面はあるが、tthg的には大きな組織に有りがちな企画部門だけ頑張って現場との意識の共有が図れていなかったのでは?と疑っている。tthgの職場だとお偉いさんや企画部門が頑張って色々策を練るのだけど現場の事を考えてないから現場が動かないという事がよくある。大きな組織に属すると往々にしてありがちな事だが、今回の3軍も似たような匂いがする。
仮に、育成目的で一芸に秀でたものを大量採用して鍛えるという青写真があって企画が進んでいたとしたら、去年の段階からスカウトにその旨を共有して中央に情報を上げさせなくてはならない。既存のスカウトがそこまで手が回らないなら専用部隊を組織する必要もある。それでも指名に値する育成選手は1人だったというならあまりにもスカウトが怠慢である。ホークスにあれだけ育成枠で成功する者がいるのだから、それを掘り当てられるかは別として育成指名に値する選手すらいなかったとは考えにくい。
例え、今年はレベルが低いとしても取ってみて本当にダメなのか検討するという手もある。ライオンズは育成制度自体を使ってこなかった歴史があるのでノウハウはない。スカウトも現場も経験不足なのだから失敗する事にも意味がある。その失敗から次なる金の卵を探す方法を学べば良いのだから。
3軍を大量採用の育成目的と捉える限り、今回のドラフトは組織としての弱点を露呈した事は間違いない。tthg的にはそうではなく、素人には知り得ない3軍の使い道がある事を証明して欲しいところである。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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