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先発が踏ん張り、打線が悪い流れをひっくり返し貴重な勝利。(2019年9月4日対バファローズ観戦記)

おはようございます。久々にスッキリした朝を迎えたtthgです。

7回表無死一、二塁から中村選手のショートライナーが併殺になった時tthgは「ヤバイ」と思った。なぜなら、この時までライオンズは拙攻の嵐だったからだ。1回無死一、三塁と6回一死一、二塁が無得点。エラー絡みでもらった5回無死一、三塁で、張投手の判断ミスと宗がまともにバックホームできなかった浅い犠飛の2点しか取れなかった。その上、7回の無死一、二塁も杉本選手のエラーで貰ったチャンスだった。このチャンスも無駄にしたら流れが悪すぎる。その上、中継ぎは普通の状態でも1点差を守れるか怪しい。展開的には相当難しい状況だった。


しかし、中村選手の併殺の後栗山選手がヒットでつなぎ、外崎選手がスリーランで一気に試合の流れをひっくり返した。その後、7回裏に金子選手のスーパーホームランキャッチ。8回表に中村選手の満塁弾と続き試合を決めた。8回裏に佐野投手が151キロを弾き出すなど快投を演じ、9回裏は野田投手がフラフラしながらも0で抑え今後に繋がる最低限の仕事をした。結果平良投手は使ったものの、小川投手、平井投手、増田投手に休みを与えられた。

7回の栗山選手と外崎選手はチームを救った。勝つだけでなく、中継ぎに休養を与えて勝つ最高の結果をもたらした。仮に今季、ライオンズが優勝するなら大きなターニングポイントだったと振り返るぐらいの連打だった。ライオンズ打線は強力だが一度歯車が狂うとその試合全てダメという事が結構ある。去年のCSなんかはその典型だ。そんな中、それを覆した打線の爆発は大きい。モチロン昨日の一試合で全てを解決したとは言わないが、この勝負所で流れに抗う結果を出した事は大きな自信になる。苦境に陥った時「あの時はできた」と思えるか否かは大きな違いだからだ。

そして、この試合でもう一つ大きなポイントは榎田投手の好投だ。打線が苦しんでいる時にも耐えて、リードした状態でマウンドを降りた。一昨日のニール投手についても同じことを書いたが、打線が点取れない時に相手より少なく抑えることは先発の大きな仕事だ。それを成し遂げてくれた事が試合を大きく左右した。

榎田投手自体は真ん中付近に集まる球を結構投げていたが、ことごとくバファローズ打線が打ち損じた。バファローズが情けないという見方もできるが、あれだけ打てないところを見ると昨日は球の質が良かったと解釈している。仮に、バファローズだから勝てたとしても、シーズン全体のローテを考えた時下位のチーム相手限定でも榎田投手が通用するなら大きい。

最後に今日について。今日はどうしても勝ちたい。そして、ホークスにも今日だけは勝って欲しい。なぜならホークスの相手がイーグルスであり、明日から三連戦をイーグルスが意気消沈した状態で戦いたいからだ。更に言うならマリーンズも勝ってイーグルスが4位に沈んでもらいたい。残り試合を考えた時苦手なイーグルス戦が大きな鍵であり、CSでイーグルスと戦うことは是が非でも回避したいからだ。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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