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勝負を分けた三つ分岐点。(2019年8月23日対イーグルス観戦記)

今晩は。複雑な気分のtthgです。

勝つには勝った。しかし、先発の今井投手は一番打たれてはいけない元キャプテンに同点弾を放り込まれるなどして5回持たず。その後は中継ぎ酷使のオンパレードだった。野田投手は昨日回マタギの後連投で回マタギ。二軍からの調整明けで好調とはいえ良いと思ったらトコトン使い倒すブラック企業体質丸出し。7回平良投手を使ったと思ったら何故か二死後に左打者が苦手な小川投手をワンポイント。平良投手の左右打率は対して変わらない上に登板過多気味の小川投手を何故ワンポイントで浪費するのか。どうしても使うなら野田投手の2イニング目か小川投手以上に投げてる平井投手の代わりである。勝負所だという理屈だろうが、ポストシーズン含めたら2月あるのにここからムチ入れたら例え優勝できてもCS敗退で終わりかねない。まあ毎日そんな事を言ってるが首脳陣に聞く耳はないだろう。


さて、ここからは試合の分岐点について。色々あったが、1番大きな分岐点は初回の中村選手のヒットだったと思う。1回の表から今井投手は四球病で怪しかった。大量点の気配満載だった。それに対して弓削投手は1回の裏に、源田選手のヒットはあったが、非常に良い投球を披露していた。そのまま初回の攻撃が終わったら前回の二の舞が濃厚だった。そんな状況で中村選手のヒットが出た。ヒットにした球は決して甘い球ではなく中村選手の技有りヒットだった。経験のある投手なら球自体は悪くない。中村さんがうまかっただけと切り替えられるところだ。しかし、弓削投手はここから明らかに制球を乱した。おそらくは自信のある球を完璧に捉えられて慌てたのだろう。このヒットのおかげでライオンズは大量点を取れる展開になった。だから、初回の中村選手の一打は非常に大きな一打だった。

次の分岐点は5回の野田投手の好投。二点差で無死二、三塁。基本同点になる場面だが、一点で止めてくれた。この後押せ押せの場面以降イーグルス打線は沈黙した事を考えると、ここでイーグルスの流れをせき止めた事は勝利に大きく貢献したと言えよう。野田投手は二軍から帰ってきたら小石投手みたいな変則フォームになっていたが、二戦連続のピンチからの登板で結果を出したのは、酷使の懸念以外では素晴らしい。

最後のポイントは7回先頭の浅村選手が不運な判定でアウトになった事。ライトへの大飛球がフェンスに当たりそのまま木村選手のグラブに収まる。この瞬間一塁塁審がアウトのコールをする。しかし、次の瞬間セーフのジャッジに変更。一度スピードを緩めた浅村選手は2塁に慌てて走るも木村選手が好返球で2塁でアウト。

まずこのプレーにおける審判のジャッジは最悪であり、勝敗を大きく分ける誤審というべきものだ。そこはハッキリしている。ただし、浅村選手をスピードを緩めたのだから戻るという選択肢が必要だったし、1塁コーチの小谷野さんの責任もある。なので完全に不運とは言えない。だが、プレーの流れの中で判断を大きく狂わせる要素としてジャッジがあった事は否めず、それが勝敗に影響したのは後味が悪い。

とは言え勝った。色々あったが勝った。そしてホークスは敗れた。その事実だけは非常に大きい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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