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今井投手の投球が全てを決した。(無理矢理)ホークスが敗れたことで帳消しとみなし忘れるべき。(2019年8月6日対イーグルス観戦記)

今晩は。忘れるのが早いtthgです。

試合に関しては、正直今井投手の乱調で終了だった。まだ2回で4点差だったが、負けパターンの投手が酷使されまくっている状況で補充なしなので完全に捨てゲームとなった。エース候補の今井投手の投球も情けないが、頑なに二軍からの昇格を拒否する首脳陣はほんとにどうかしてる。平良投手は連投回マタギから中2。小石投手は63球投げて中2。佐野投手は先発59球から中3だがその前は中5とは言え52球投げた後に連投。正直どれも疲労が抜けきってない中で投げている。そんな彼らでは疲労だけでなく打たれるリスクもある。

打線は弓削投手を打てなさすぎ。こんな実績のない投手相手にこれでは困る。ただ、打線に関してはあまりに守備でリズムが崩れる展開だった上、3回と4回に山田選手と山川選手の良い当たりが結果的に併殺になった不運もあった。モチロン右打ちしろという批判はありうるが、彼らに右狙いの縮こまった打撃を求めてはいけないし、そもそも大量点差で進塁打では不満だったので選択は間違っていない。主力が戻ってきていない中では仕方ない。山田選手は3回以外にもレフトに大きいフライを打っていたし多少は今後に期待できる面もあった。



試合内容について語るべきことは概ね上記の通りだが、個人的に気になっていたのは別会場のホークス対マリーンズ。ライオンズが負けた後「ホークス負けでゲーム差開かず」とかあるかなと秘かに期待していたが、その通りになった。聞けばマリーンズは先発の岩下投手が1回で負傷交代したらしい。それでも勝てないホークスのマリーンズアレルギーは相当なものだ。他力本願になるが残り2つのうち最低一つぐらいは負けてくれそうである。

ならば、ここは気持ちを切り替えて残り2つのイーグル戦に勝って当面の敵を倒しつつ、少しづつホークスを追い上げたい。今井投手に文句も言いたいが、彼はまだまだ経験値が浅いし、仕方たない面もある。手も足も出なかった試合だけに個人的には綺麗さっぱり忘れようと思っている。(ある意味ダメ元と思ってるので切り替えも早くできる。)

敢えて言うなら酷使され始めた負けパターンの投手に「8割の力で投げろ」と言いたい。8割で投げて打たれても文句は言わん。全力で毎回投げて壊れても今の首脳陣は何の補償もしてくれない。球団もしかりだ。来年選手を守ってくれる投手コーチが就任することを願って「打たれたら使った首脳陣が悪い」と割り切って投げるべき。そして、人間は面白いものでそういう割り切りをして力抜いて投げると制球が良くなったり、無駄な力は加わらない分質の良いストレートが投げられたりすることもある。例えば、前田健太投手が球速がアップしたキッカケとなった出来事について以下のように語っている。

ところが、この1球に限ってはストライクを取りにいこうと“抜き加減”で投げた。リリースの瞬間のみ100の力を集める。あとは無駄な力を一切、使わない。極端に言ったら、体全体から力を抜いてからイメージ。すると驚くほど低めにボールが伸びていった。

スポーツコミュニケーションズ,2010年9月8日,前田健太「一番になるために生まれてきた男」(前編)より引用,2024年2月29日最終閲覧

この理論がすべての投手に当てはまるかどうかは分からないが、今の異常な登板間隔で全力で行って壊れるより数段ましである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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