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相変わらずの酷使に、バントと左右への異常な拘り。采配への疑問は募るばかり。(2019年6月7日対ベイスターズ観戦記)

今晩は。勝っても素直に喜べないtthgです。

8回4点リードで相手は9番から。代打が出てくるとは言え超一流が来るわけでもない。上位打線といってもあまり怖さを感じさせるわけでもないベイスターズ打線相手に平井投手を連投で投入。明らかに登板過多の平井投手、しかも前日足に打球を当てている平井投手を出す場面なのだろうか。もちろん平井投手が信頼度が高いのは分かる。しかし、4点差あっても平井投手が出ないと勝てないようでは長いシーズンを戦えない。他に信頼できる投手を作るためにも違う選択をすべきである。候補は連投にはなるがその前の間隔が空いているマーティン投手か、回マタギ後中1の森脇投手。実績的にも、今後厳しい場面で連投してもらわないとダメなマーティン投手が妥当である。


この試合オンリーなら平井投手の方が勝つ確率は高いかもしれない。しかし、それをシーズン通してやったらいずれ平井投手が調子を崩すか壊れる。先発陣のスタミナ不安を考えれば他の投手がいないと優勝できないのは明白だ。なら多少調子が悪いとか実力不足の投手に登板機会を与えると共に平井投手に休養を与えるべきである。それで一向に他の投手が復調ないし、成長しないなら今シーズンは諦めるしかない。

問題はそれだけではない。結果的に点にはなったが7回表の源田選手のバント失敗。失敗は論外だが、バントさせる方もさせる方である。今のうちは大量点差を背景とした投手の節約が大切な状況だ。バントで一点取って守り切るではそれはできない。また、同点にされて延長にでもなって、たくさん投手使って負けるとかはやってはいけない。ならば一気につき放す事を狙うべきだ。そして、それが失敗しても併殺打崩れなら盗塁でリカバーできるのが2番源田選手の強みである。それを活かして強行すべきだった。(もっとも、大量点取っても平井投手出す首脳陣には節約という発想はないから辻褄は合ってはいる。辻褄合ってることが問題だけど、、、。)

そして、打線。森選手欠場の上栗山選手ベンチ。左の今永投手だからとか、栗山選手に守備の負担が、、、。という理由はある。しかし、今年の栗山選手はここまで左も2割7分打っている。少なくとも打率自体が2割の愛斗選手の上にくる理由がない。そして、森選手が欠場してそもそも打力が落ちている。また、今は出来るだけ点をたくさん取ることが必要なチーム状況だ。森選手欠場なのに栗山選手までベンチに置くのは理解に苦しむ。

正直なところ今年はレフトとライトの打力が極端に落ちる。セリーグ主催試合では投手も打席に立つから打力が落ちる。打線の破壊力維持が必要と考えた場合、捕手岡田選手、レフト栗山選手、ライト森選手の禁じ手さえ考慮に入れるべき状況だ。その辺の状況判断を首脳陣はどう考えているのだろうか。守備固めしていくのはある程度の投手力のあるチームがやる事だ。リーグ最低レベルの投手力しかないライオンズは大味でも打ち勝つ野球を選択する他ない。

なお、今日の試合の岡田選手を見る限り、今のライトの選手より打撃は確実に良い。DH有りでも、DH岡田選手、レフト栗山選手はここぞの場面で積極的に使ってみたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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