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最上ではないが明日につながる勝利(2019年5月5日対イーグルス観戦記)

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今晩は。今日は比較的冷静に試合観戦ができたtthgです。

昨日の試合の観戦記で「この勝利を反転攻勢の礎にすべき」と書いた。今日の勝利である程度それを実現できた。


昨日の勝利を基準として反転攻勢に転じるためには単に今日勝つだけではだめだった。反転攻勢を実現するには今日の試合で投手を節約して中継ぎを休ませる必要があった。その点については今井投手が完封という最上の答えを出してくれた。しかし、それで満点というわけではない。早い回に打線が石橋投手をノックアウトし圧勝して心理的ダメージを与えたうえで相手の投手を浪費させて明日の戦いを楽にしたかった。しかし、打線は4点取って仕事はしたものの、石橋投手と安楽投手の継投で試合を乗り切られてしまった。ローテの谷間でこの結果ではイーグルス的にあまり心理的ダメージはないし、連投で疲れていた中継ぎ陣を休ませることもできた。これで明日へのアドバンテージはほぼなくなったが、明日は是非勝ちたい。この三連戦はイーグルス的には長距離移動と長時間ゲーム明けでそもそも日程的な不利があった。それでアウェーで1-2はあまりダメージにはならない。逆にここでスイープしておけばある程度ダメージを与えられる。その上開幕からの連敗によるライオンズの心理的ダメージを払しょくできる。内容的には十分ではなかったが、今日勝ったことで明日対イーグルスアレルギーを払しょくする機会を得た。その意味では明日につながる勝利だし、ぜひ明日も勝って今日の勝利を意味のあるものにしたい。



ところで、今日の試合のポイントについていくつか述べておきたい。2回の表の今井投手の連続四球の後イーグルス打線が打ち崩せなかったことが最初のヤマであった。その後今井投手が立ち直ったことでイーグルスは随分と弱気だった。6回表茂木選手が先頭でランナーに出ると絶好調の藤田選手に送りバント。2点差で送りバントする場面だったのか。茂木選手の打席で今井投手は制球を乱し気味だったので、バントするふりをする、ランナーがスタートする構えだけするなどの揺さぶりをかければ崩れた可能性が高いとtthgは考えている。ここでバントでアウト一つもらったことが今井投手には大きかった。藤田選手がなんらかの形で出塁しれいれば浅村選手の打席で同じ投球ができていたとは思えない。良い投球をしていても突然崩れる今井投手の今シーズンをイーグルス側がちゃんと分析できていればバントがもったいない場面と判断できたはずだ。ライオンズ的にはありがたい采配ミスである。

もう一つのポイントはは8回表の先頭辰巳選手の強烈な一二塁間へのゴロを外崎選手が好捕したプレー。7回あたりから球速も徐々に落ちはじめていて疲れの見える今井投手。代えようにも中継ぎは疲弊していて継投判断が難しい状況。ランナー貯めてから交代では滅多打ちの逆転すらありうるだけにここで先頭が出るか出ないかは大違いである。ここで紙一重の差で外崎選手が好捕したプレーは試合を決定したワンプレーといっても過言でない。打撃では貢献できなかったが、今日の外崎選手の貢献は大きい。

野手陣は今日も一応4点取っているのであまり文句を言いたくはないが、下位から上位への流れの中で大量点をとる展開がないのはやはり不満である。明日の先発の本田投手は今年頑張ってはいるが実績はない投手。明日こそ早い回にもっと点を取って本田投手を楽にしてあげてほしい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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