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大変有難いバファローズの自滅で逆転勝利。(2019年4月28日対バファローズ観戦記)

今晩は。2日の遠征時はオリックスレンタカーを使用して恩返しすべき?と思っているtthgです。

ライオンズ的には大変有難い話ではあるのだが、バファローズの自滅っぷりは一周回って一流の芸かもと思うぐらい酷かった。8回に勝ちに行って出てきた投手が3つの押し出しで逆転。山賊打線が怖かったというエクスキューズは一応あるけどプロの興行しとして恥ずかしいレベルである。ライオンズが同じ試合したら、tthgはこのブログに相当厳しい言葉が並ぶ記事を掲載するだろう。これではGWの試合で「平日ナイター?」と思うぐらい外野に空席が目立つのもうなずける。



よそ様の話はこれぐらいにしてライオンズについて。正直内容は芳しくなかった。序盤制球の定まらないk-鈴木投手を打てず立ち直る時間を与えてしまった。(立ち直った後の投球は見事で次回以降苦しめられそう。)今井投手は最初は良かったものの、中盤以降制球が定まらずピンチの連続。もちろんそれでも2点で抑えたところは良いわけだが、もう今井投手にそのレベルで居てもらっては困る段階だ。相手が抑えているなら、三凡で攻撃にリズムを作らないといけない。リズムというとオカルト的に聞こえるが、守備に長い時間集中しなくてはいけない状態は確実に攻撃における影響がある。人間の集中力には限界があり、守備で緊張を強いられた直後に打席で集中するのは難しい。中盤にK-鈴木投手が立ち直れたのも長い守備で集中力に問題を抱えた打線の影響も多少はあるというべきである。今井投手には勝って反省をして欲しい。

打線のほうも序盤で点が取れなかったこと、7-8回のチャンスで後一本が出なかったことは痛い。どちらかで点取ってもっとリードして増田投手の登板は回避したかった。移動日を挟んで5連投は中継ぎ専門の増田投手とはいえしんどい。2点差では他の選択肢がないのでしかたないが、そのためにも打線の後一本が必要だった。

采配のほうも相変わらず謎が多い。7回の今井投手の続投は負けていたから、負けパを出すより一つでも今井投手にアウトを取ってもらいあわよくば回の終わりまでは理解できる。しかし、120投げてるのに7回裏の攻撃時にキャッチボールしているのは全く持って意味不明。また酷使するとこだった。8回先頭の代打岡田選手も良く分からない。木村選手は第一打席で良い当たり打ってたし、岡田選手が絶対的に打撃で上とも言えない。それなのに二人しかいない捕手の一人をチャンスでもないのに代打で使うのはリスク管理の観点から問題である。

それでも、栗山選手の決勝タイムリーで勝ったことは非常に大きい。上位2チームも負けてくれたので大混戦でまだまだ可能性が出てきた。相内投手、本田投手、佐野投手辺りがそこそこやれて松本投手、榎田投手、内海投手にめどが立てば随分と投手陣も厚みが増す。そうなる前に中継ぎが壊れないよう明日は中継ぎを休ませる展開が必要である。(今の首脳陣には負けても中継ぎ休ませる選択肢はないようなので。)

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。

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