ベストナインに6人選ばれても日本一への挑戦権すらなかった悲しい現実。
こんばんは。また今シーズンの悲劇を思い出し少しだけ悲しいtthgです。
家に帰ってきたら妻から「西武6人選ばれたんだって?」と聞かれた。いつものように主語がない問いで一瞬??となったが、ベストナインということはすぐ分かった。tthgはそもそもこうした個人表彰に興味が薄いのでベストナインに入らなくてもあまり気にならないほうだが、今年はこの数字に一抹の寂しさを覚えた。なぜかというとこれだけ良い選手がそろっていても日本一に挑戦すらできなかった悲しさがぶり返してきたからだ。
そもそも、野球の場合ベストナインをすべてそろえたチームを作ってもペナントを勝ち抜くことすらできない。なぜかというと投手部門は一人しか選ばれないからだ。優勝するためには少なくとも15名ぐらいは1軍で戦える投手がいないと厳しい。だから、「ベスト」な投手1人だけではどうにもならず、野手の比重の重いベストナインへの選出数によってチーム力を図ることはできない。
そんなことは重々承知なのだが、これだけ良い選手がいたのに、、、と思わざる負えないのが今年のチームだ。野手だけ見れば圧倒的な戦力(しかもほぼ純国産)でありぶっちぎりの1位で日本一になってもおかしくない。しかし、如何せん投手がどうにもならなかった。投手部門も不調不調といいながら終盤持ち直してきた菊池投手が受賞しているわけだが、彼自身CSで痛恨の敗戦を演出している。ほかの投手はというと、、、、である。序盤の打線の援護がある間に覚醒する投手がでてきてほしかったが、戦いながら成長することもなく、肝心のCSで負傷者の復帰とや新戦力の台頭があったホークスになすすべもなかった。
そんなチームを象徴するようなベストナインの選出だった。CSが終わった時下記の記事で「このチームの次の物語があることを信じたい。」と書いたがこのチームに次の物語はなかった。なぜならばベストナインの内エースとキャプテンが消え、扇の要もチームを去ってしまったからだ。そんなわけで本当に寂しいベストナインだった。
一夜漬けの投手陣の意地だけではどうにもならなった。この悔しさを来年の歓喜変えよう。そのためにはエースとキャプテンと扇の要の残留が必要だ。(2018年10月21日対ホークス観戦記)
今年のチームでの再挑戦は消えてしまったが、辻発彦というすばらしい指揮官が今年と同様新しいチームを作って来季こそは日本シリーズに挑戦する。今はその未来を静かに待つほかない。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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