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内容は不満もあるが3タテ阻止の意味は大きい。(2018年7月18日対ホークス観戦記)

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おはようございます。3タテ阻止にホッとしているtthgです。

基本的には敵失で勝った試合だった。武田投手は月曜日の多和田投手と同じくらいお話にならない投球だった。上林選手と柳田選手が慣れない野外球場の影響で大事な場面で目測を誤り序盤の大量点の原因を作ってくれた。それでも好調ウルフ投手が下りた後は中継ぎがバタバタしており、秋山選手と浅村選手のホームランがなければどうなっていたか分からない。(ついでに中村選手も。)

しかし、それでも勝ったことは本当に大きい。もちろんできれば勝ち越したかった。だが、追いかけるホークスとしては、ライオンズが鬼門としている本拠地3連戦で一気に差を詰めておきたかったところを阻止したのだから大きい。一つの負けだが、3連戦で三つ勝つのと2勝1敗ではゲーム差にして2違う。しかも3.5か5.5では相当違う。3.5なら直接対決で3連戦3連勝でほぼ並ぶ。しかし5.5では3連戦を2つ3連勝しないと並ばない。今のホークスの状態からしてもう一度3.5まで詰めるの簡単ではない。オールスターブレイク明けに一気にチームの士気を上げるという意味でも首位ライオンズ相手に3連勝が欲しかっただろう。

色々な意味で大きな勝利だった。ところで、tthgは本ブログでは首位にいるけど問題は山積みでCS争いに残るためにどうするか考えるべきという発言を繰り返してきた。しかし、昨日の試合を観ていて少しだけこの考えを改めるべきかなと思いだした。まず、打線は水物だからあてにならないというのが大きな理由だった。しかし、開幕からここまで好調持続できる打線は「打線は水物」だけでは片づけられない状況にあると思う。最近中村選手が復活しつつあったり、金子侑選手、斉藤選手、木村選手、炭谷選手、岡田選手あたりがハイレベルなレギュラー争いをしており、多少不調に陥いる選手がいても打線の迫力は落ちない。

また、パリーグトップの選手層を誇るホークスですら、3人好調な投手をそろえることができなかったことが象徴するように他球団の戦力もイマイチ整備されていない。中継ぎ以降に大穴があるライオンズだが、今のパリーグの状況であればある程度打線でカバーという戦い方でも優勝争いぐらいできそうに思える。tthg的にも楽観的過ぎると感じる面もあるし、中継ぎ不安は常に頭によぎる所だが、曲がりなりにも折り返し地点で首位にいる状況にはそれなりに必然の要素があるというのも事実だ。

今後は弱点である中継ぎを必死に再建する努力をすると共に、強力な武器である打線に自信を持って戦うことも重要である。守っているときは「多少取られても打線が何とかしてくれる」と思ってノビノビチャレンジしていく姿勢があればそれだけで精神的に楽になれる。さて、次の戦いは週末のイーグルス戦。岸投手、塩見投手の二大天敵をどうするかが問題である。監督が代わってにわかに活気づいているイーグルスだが楽天銀行から預金を引き出すことはシーズン全体としては大きな要素でありまたひとつの山場である。山賊打線にはまた一仕事してもらわないといけない3連戦だ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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