X

脇役と主役を両方演じた主砲の活躍で則本投手を撃沈(4/28対イーグルス観戦記その①)

おはようございます。明日の現地観戦が待ち遠しいtthgです。

昨日試合のハイライトは7回裏の浅村選手と山川選手の連続ホームランである。あれでほぼ試合は決まったと言って良い。彼らは打線の核であり、二人そろってホームランを量産している。しかし、彼らの仕事はそれだけではない。3回裏と5回裏に彼らは追い込まれた後に軽打でヒットないしヒット性の当たりを飛ばしていた。(5回裏の山川選手のセカンドゴロだけは銀次選手の好捕でアウト)ホームランバッターがツーストライク後も大きいのを狙って凡打というのはありがちな光景だが、昨日はそれがなかった。

再三言っていることだが、今の打線は後ろにつなぐ意識を持てる打線だ。状況に応じて主役である彼らも脇役を演じてチャンスメイクできる。だから打線の圧力が増す。もちろん彼ら以外の選手も同様の意識をはっきり持っている。しかし、それが求められている仕事だから、当たり前(それも難しいという面はあるけれど)である。一方、浅村選手と山川選手は一振りで点を取れる選手であり、それをまず第一に求められる選手だ。だから彼らが、難しい球を多少無理してフルスイングしても許される。(それを許さないとスイングが小さくなって本来の役割を果たせなくなりかねない。)

しかし、彼らは自分から追い込まれた後にホームランを捨ててヒットを打ちに来る。出塁することで次に繋いで圧力をかける。そして他の打者も同様のことをしてくる。その圧力があったからこそ、7回の連続ホームランがあるのである。則本投手は「あそこさえ抑えていれば」とコメントしていたが、ライオンズ打線が則本投手を抑える力がない状態に追いこんだというのが真実だ。

主砲さえも進んで脇役になれる打線である限り、今の勢いはそう簡単には止まることはない。そう確信した試合だった。

4/28対イーグルス観戦記その②へ続く

ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村

twitterでフォロー

tthg: