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負けの中では評価できる試合(4/15対イーグルス)

おはようございます。良い負け方を追求するtthgです。

お品書き
・負けの中では評価できる試合
・痛恨の守乱
・ウルフ投手の交代時期の是非
・中村選手とメヒア選手にチャンスはもうないのか

・負けの中では評価できる試合
野球はどんなに強いチームでも全勝できるスポーツではない。負けの中にいかに次につながるものを見出せるかが優勝するチームとそうでないチームを分ける。そう言っても決して過言ではない。後に詳述するが一回の守りについては反省する必要はある。しかし、時に何をやってもなだめという日があるのは仕方がない。そう割り切ることも必要である。

その上で、試合全体を眺めてみると収穫もあった。池田投手をスタミナが切れた7回にノックアウト。調子の上がらないクローザー松井投手を浮上させなかった。高木投手は尻上がりに調子をあげ先発ならもしかしたらという希望が持てた。中塚投手はOP戦の時とは打って変わり、才能の片鱗を感じさせた。不調だった金子選手に浮上の兆しが見えた。栗山選手は今だ好調であることを証明した。これらのポジティブ要素を次に繋げて欲しい。

・痛恨の守乱
とは言え、一回の守備は不味すぎた。ウルフ投手投手の球自体は最初から全くダメだったわけではない。茂木選手に打たれたカーブはコースは甘かったが低めには来ていた。ペゲーロ選手に打たれたツーシーム多少高かったが打ったほうを褒めるべき球だった。満塁の時に炭谷選手が後逸して併殺が取りにくくなってしまったことと、藤田選手のサードゴロを外崎選手選手がエラーしたことが大きかった。立ち上がりに多少不運な形で招いたピンチに連続して守備で足を引っ張られてはそうそう抑えられるものではない。特にゴロでアウトをとるタイプのウルフ投手にとっては守備陣への信頼が揺らぐと厳しい。とにかくこの守乱については大いに反省すべきである。

・ウルフ投手の交代時期の是非
一回ウルフ投手が7失点しても辻監督は交代させる気は全くなかった。(結果的にはウルフ投手の肘の違和感で1回途中で交代させたが)今の好調打線を考えた時、残り8回で7点も決して無茶な要求ではない。(実際6点取ったわけだし)ここで継投に入って反撃のチャンスを待つという手もあり得た。特に今日は移動日で多少中継ぎを多く使っても良い状況だったので特にその手が使いやすかった。しかし、tthgは辻監督の判断は妥当だと思う。今の負けパターンの投手は著しく信頼度が低く昨日のように味方が追いついてくれるまで踏ん張れないことが濃厚である。それどころか、出る投手出る投手が炎上して無駄に武隈投手あたりをつぎ込む可能性すらある。そう考えた時に、昨日は諦めてウルフ投手に3回ぐらい投げてもらおうという選択は合理的理由があった。

・中村選手とメヒア選手にチャンスはもうないのか
昨日も中村選手とメヒア選手がベンチだった。そしてレギュラー当落戦上の栗山選手、金子選手が結果を出した。もともと、守備や小技を重視する辻監督の好みは明らかに後者の二人であり、結果も後者に傾きつつある状況を考えると、長距離砲二人はベンチとなる可能性が高い。しかし、ここで完全にレギュラーとベンチを固定するリスクは高い。ベンチ行きの二人が腐ってしまう可能性がある。一方金子選手は好不調の波が激しい、栗山選手は年齢的に体力的不安がある。もう少しだけ競争の機会を与えて復調を待つと共に、ベンチに行くとしても本人が納得して復調のために練習にモチベーションをもって望める環境を整備したほうが良い。

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