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一死二塁での右打ちは本当に得策か

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おはようございます。野球の常識に戦いを挑むtthgです。

3/20のマリーンズ戦の6回に一死二塁の場面で木村選手が二塁ゴロを打った際、こうした打撃は良いアウトとして評価されがちである。だが、はたして一死二塁の場面で右打者に右打ちは本当に得な戦略なのだろうか。tthg的には辻監督の現役時代のように、右に打つのが大得意というタイプの打者以外は普通に打つべきだと思う。

まず、一つの根拠としては、右狙いの結果打者アウトで、走者が3塁に進んでも二死になるので、ヒット以外での得点する確率が大きく上がるわけではないことがある。仮に引っ張って凡打して二死二塁でも走者は自動スタートなのでヒットなら一点の確率は高い。そう考えると、進塁打を打って三進しても、2死ならばメリットは限定的である。

一方、右に打つなら敢えてタイミングを遅らせて打つなどの工夫が必要であり、その技術に長けていない打者の場合は、普通に打つよりヒットの確率は下がる。上記のように、1死2塁から2死3塁になることのメリットが限定的ある以上、ヒット確率の低減を最小限に抑えなければ右打ち選択する理由はない。

問題は右に打とうとした場合どれだけヒット確率が下がるかという点だが、いわゆる反対方向に強い打球を打てるというタイプは相当少ない。例えば、反対方向のホームランの方が引っ張り方向より多いというタイプは皆無だ。野球は基本的に引っ張りのほうが強い打球が飛ぶ。自ずと引っ張りのほうがヒットも打ちやすい。そうしたことを考慮すると右打ちによるヒット確率の低減は無視できない程に大きいのではないかというのがtthgの意見だ。そして、このヒット確率の低減を考慮すると右に打つのが大得意というタイプの打者以外は普通に打つぐらいでバランスが取れるように感じる。

ただし、この結論ははあくまでtthgの感覚の域をでないので、右打ち指示の時のヒット確率や右打ちによる進塁打の確率などを総合的にデータ分析をして最適の戦略を研究してほしいと思う。

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