無策の打線がチームを追い詰め、後手後手の継投が負けを確定させた。(2018年9月5日対ファイターズ観戦記)
今晩は。ライオンズのあまりに不甲斐ない戦いに絶望感を覚えるtthgです。
失点には不運な面も多々あった。1回の鶴岡選手の追加点となるタイムリーは完全に打ち取った当たりのポテンヒットだった。良く言う強いスイングをしたから内野を超えたというレベルのポテンでもなくただ当てただけが当たり所が良かったというヒットだった。4回の杉谷選手の犠飛も、その前に鶴岡選手の三遊間の当たりを源田選手がなまじ追いついてグラブに当てた結果のレアード選手の3進塁がなければ成立していない。微妙なところに緩いゴロが飛んだという不運が点になってしまった。それがなければ投手陣は計2失点。投手陣は十分結果を出している。。
しかし、そんな不運がどうこう言う前に打てなさすぎである。もちろん初回を除いて完璧に近い制球を誇っていた加藤投手から大量点は厳しいことは確かだった。だが、先日まで中継ぎでやっていて最近長いイニング投げていない加藤投手ということを考えれば球数を消費させれば中盤以降ある程度チャンスはあるはずだった。(実際60球程度だったが、6-7回は捉えかけていた。)なのに、好球必打という名目で悪球を振りまくり省エネ投法を許してしまう最悪の攻撃。悪い時のこの工夫のなさ加減は本当に頭にくる。
そして、負けを決定的にしてしまったのは7回の継投。球数107まで来ていた榎田投手を続投。今のリリーフ陣と3失点しても絶好調の榎田投手を比較して後者が勝るという判断で続投させるのは分からないではない。ビハインドで勝ちパを消費するのも微妙だったという事情もある。しかし、それならばなぜランナー出したところで交代なのか。しかも同じ左の小川投手にである。回頭からの小川投手と比較して今日の榎田投手が勝るなら、ランナー有りで登板の小川投手との比較では圧倒的に榎田投手に軍配が上がる。球数的にランナー出したら交代と割り切っていたなら、頭から代えるべきである。そして、代える投手も小川投手ではなく、先日流れを呼び込む投球をした伊藤投手か昨日投げていない平井投手である。tthg的には、昨日投げておらず明日が休みの今日は平井投手で良かった。今は1勝がとてつもない重さを持つ試合だからまだ勝ちを追うべき状況だったからである。
ただし、結果的には、栗山監督が球数少なく完封もあった加藤投手を次の回に惜しげもなく代えてきたので、どの道ダメだった可能性は高い。(優勝経験のある監督の采配力を感じるところ。)しかし、それはあくまで結果論であって、7回裏時点ではここをしのいで加藤投手続投でビッグイニングというシナリオもあり得た。また、宮西投手がきても3点差なら打線の集中力が続いた結果打ったかもしれない。もちろんどちらも低い確率の話である。しかし、それでも目の前の1勝できる確率を少しでも高めるのが今のベンチの役割である。その点で言うと、7回の継投は疑問手だった。
正直痛い敗戦だったが、マリーンズがホークス相手に勝ってくれたのでゲーム差4、5は変わらず。その点だけが救いの夜だった。
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