今晩は。リラックスモードのtthgです。
今日は試合試合がないので久々の本の紹介。今回は源田選手の著書「メッセージBOOKー出会い力ー」(廣済堂出版)について。まず、この本を買って損のない人は源田選手に母性本能をくすぐられてしまった女性ファン。カラー写真満載で貴重なオフショットもある。その上、本の内容もマニアックな技術論とかではなく源田選手のこれまでの野球人生をライトに振り返るものなので普段あまり読書しない人でも読みやすい。残念ながらtthgの書くマニアックな野球の話を好んで読んでいる人には該当者は少ないはずなので、周りに思い当たる人がいたら紹介してあげて欲しい。
さて、tthg的に印象に残ったのは源田選手がソフトボール出身で、その経験が今の源田選手の守備に活きているという点だ。本書には以下のような記述がある。
ソフトボールをやっていて良かったこともあって、野球よりも塁間が短いので、守備では打球を捕ってから素早く送球する良いクセが身についていた
源田壮亮,「メッセージBOOKー出会い力ー」,2019,p33より引用
これはサラッと書いてあるが物凄く深い意味がある。なぜなら源田選手の捕ってからスローイングまでの時間は素人目に見てもプロの中でも抜群に速いからだ。源田選手の守備の凄さはこれだけではないが、これだけでもマネできたら大きい。試しにライオンズの内野守備に難のある若手は、オフにでもソフトボールでショートを守ってみるのはどうだろうか。源田選手という最高の先生がいるわけだから。
モチロン幼少期のソフトボール体験と、身体ができたからやるソフトボールでは意味合いが違う。源田選手には合っている練習方法だったが他の選手には向かないこともある。だから、あまり効果はないかもしれない。しかし、伸び悩んでいる若手はなんでもやるべきだ。そのまま燻っていても引退するだけだし、守備が良くないと一軍で出られるチャンスはグンと減る。捕球から投げるまでの時間は無駄な時間であり、そこを改善できればそれだけでもアウトにできる球は増える。捕ってから速ければ、捕るまでの時間に余裕も生まれる。一つでも守備にストロングポイントがあれば自信にもなる。
現在、日本球界最高峰のショートのルーツであるソフトボールは試す価値は十分にあるとtthgは考える。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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