ポストシーズンを戦い抜くため軸になれる先発2枚を確保する方法

今晩は。ちょっとだけポストシーズンのことが気になり始めたtthgです。

ちょっと気の早い話だが、ポストシーズンの話。気が早いといっても流石に開催地は別にしてCS進出ぐらいは確定と言って良い状況だからまったくの勇み足というわけでない。そして、今のライオンズはポストシーズンを戦う上では大きな問題を抱えている。それは軸になれる先発がいないということだ。今年は投手陣の不安を打線でかき消して勝ってきたが、短期決戦となったらある程度は信頼できる先発が必要だ。短期決戦の重圧の中、先に点を取られる展開から毎回のように逆転するという離れ業ができるとは考えにくい。少なくとも打線頼みの短期決戦の勝率が悪いことは間違いない。

では、信頼できる先発は何枚必要か。tthg的には最低2枚である。例えば直近のライオンズの日本一である2008は岸投手と涌井投手、その前の2004は松坂投手と石井貴投手が柱だった。それに続いていずれの年も三番手として帆足投手が控えていた。日本シリーズは7戦で4つ勝てば良いわけだから、最悪二枚いれば二人で4勝というシナリオあがあり得る。二人で3勝1敗だったとしてもどさくさに紛れて3番手で1勝なら勝ち得る。もちろん4-5枚先発が確立していれば良いが今のライオンズにそこまでを見込むことは難しい。だから、二枚を想定して考えたい。

しかし、その観点から今のライオンズ先発陣を眺めても軸になり得る投手は正直見当たらない。去年はダントツで菊池投手だったが、今年は肩の不安がつきまとい投球も不安定だ。軸としては期待しにくい。tthg的に期待しているのは今井投手だ。現状では柱として厳しい。だが、今のライオンズ投手陣では一番伸びしろが大きく、うまく経験を積めば覚醒の可能性もある。2004の石井貴投手はシーズン中全くダメだったが、突如として全盛期の輝きを取り戻し日本シリーズで活躍した。ベテランの再生と若手の覚醒という違いはあるが今井投手に石井投手のような存在になってもらうことが、今一番可能性の高い軸となる先発を手に入れる方法だ。じゃあどうやって覚醒させるの?と聞かれると「この間の中5などを避けて、休養十分の登板で結果を残すよう配慮する」ぐらいしか答えがない。そこが現状の難しいところだ。

ところで、今井投手が軸となったとしてもう一枚をどうするか。tthg的には多和田投手と十亀投手をセットで使い2人で1試合投げるというのが良いと思う。彼らは実力自体は軸になり得る存在だ。しかし、6-7回トータルだと厳しくなる。もう少し短めのイニングを設定して全力で投げたら軸になれる(かもしれない)。具体には4回75球を目安に75球に達したらワンポイントリリーフを使い4回を完結させる。4+4で8回賄い9回はヒース投手というリレーで1試合任せる。そして、球数を75に制限することでポストシーズン限定で中3で使う。そうすることで日本シリーズは1戦目4戦目7戦目と投げられる。CSも中3でフル回転してもらえば、1ステージ1戦目、セカンドステージ1戦目、5戦目という選択もできる。彼らは今の先発陣の中では比較的健康体で馬力もあるほうなので、フル回転には一番適している。

今井投手と十亀投手+多和田投手を軸に回して、3番手榎田投手、4番手間隔を十分開けた菊池投手、5番手ウルフ投手ないし郭投手ならある程度可能性はある。だが、問題はやはり今井投手の覚醒。これはある程度運としか言いようがないが、ポテンシャルは十分である。残りの試合での今井投手には今まで以上に注目したいと思う。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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