観戦記8/6対ホークス~浅村の激走~
ライオンズ:6
ホークス:1
お品書き
・浅村の激走
・山川のオーラ
・ファンのパワー
・銀次郎の守備
・栗山のベンチ
・浅村の激走
五回裏ワンアウト1,3塁からのピッチャーゴロで浅村が激走の末、ヘッスラで一点をもぎ取った。明らかに昨日一番のポイントであり、その後の武田の投球が明らかにおかしくなった。画面からも浅村の強い気持ちが伝わってくるプレーで素直に凄いと思った。何としてミスを取り返したい。まだ終わっていない。強い気持ちだった。しかし、代償も大きかったかもしれない。ヘッスラで肩を痛め、次の打席は明らかに力が入らず、弱弱しいスイングだった。守備から退いたことも含めて非常に心配である。フルスイングが魅力の浅村だけにきちんと回復しないと厳しい。ライオンズの背番号3は常にチームにいないといけない存在である。頑張れ浅村。
・山川のオーラ
浅村の激走の直後、山川のスリーランで試合は決まった。今の山川は本当に期待できる。今日もスリーランがでたらいいな。と思っていたら、本当にスリーランだった。山川に回したら何とかしてくれる。そんなオーラが出ている。秋山、源田、浅村、中村を全員抑ええるのは、エースクラスでも難しい。塁に一人でもいたら、今の山川は怖い。打線の厚みという意味で山川の存在は大きい。山川の存在感が増せば増すほど中村にも甘い球が増える。その意味でも大きい。
・ファンのパワー
山川のスリーランの時点で、4回ホークスの攻撃があり、4点差だった。劣勢だがホークスがあきらめる点差ではない。しかし、昨日はもう試合が決まった感があった。その理由は球場の雰囲気が完全にラインズだったからだ。ファンの熱気がライオンズに見えない力を与え始めた。まるで、ベイスターズが最後に優勝し、ライオンズを破った98年の日本シリーズのようだった。あの時もライオンズは「勝ってはいけない」オーラが球場からでていた。横浜球場だけでなく、西武球場ですらそうだった。これからライオンズも少なくともホームではそんな雰囲気で試合ができそうである。こうなったら5.5も十分射程圏内である。
・銀次郎の守備
1回のバスターエンドランは評価するが、5回の外崎の好返球を落として、ランナーを返してしまったプレーは猛省すべき。今はそこそそ打撃も好調だが、基本守備の人である銀次郎が守備でミスするようになったら、使えない。リードで岡田、打撃で森友哉がいる状況であるから、栗山同様がけっぷちである。
・栗山のベンチ
何回か指摘したが、とうとう栗山がベンチになった。これ自体は良い判断である。ただし、前にも書いたが、辻監督には、栗山への敬意を忘れないでほしい。長年の栗山の貢献は、メヒアあたりと比べても比べものならないくらい大きい。キャプテンとしてチームを引っ張り練習の虫として模範となってきた選手である。終わり方も重要である。夏場で疲れもあるだろうから、2週間くらい休養させてフレッシュな状態でもう一度戻ってきてもらうのも手だ。その場合も絶対にもう一度使うことが条件だ。願わくはCSや日本シリーズで彼が活躍することが理想である。
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