後藤オーナー様。補強しないで優勝なんていう都合の良い話は野球界にはありません。
今晩は。後藤オーナー発言にげんなりしているtthgです。
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0204/nsp_180204_8556201269.html
後藤オーナーがキャンプに来てアツいメッセージを現場に送ったとそうだ。今までライオンズはアニバーサリーイヤーには常に優勝してきたので今年こそ優勝をと言ったとか。オーナー「去年の成績とオフの補強具合知ってます?」
あてにならない外国人ガチャが当たってようやく去年の秋ごろの戦力値と同等の状況ですよ。そしてホークスはその遥か上をの成績だったんですよ。それでどうやって勝てると思うのか。それともファンには分からない既存戦力の底上げか新人に確たる戦力としての保証があるのか。
現場に優勝を望むなら優勝争いできる戦力を現場に与えてから言ってください。努力で全体がレベルアップしろみたいなこと言ってますが、プロなんだから努力するのは当たり前。努力でカバーできない才能がある選手を取ってくることが重要なんです。
野上投手に逃げられ、牧田投手がポススティング、シュリッター投手は解雇。その代わりは誰がするのか。メジャーで大した実績のない投手外人二人では心もとない。まずは、しっかりとしてメジャー実績のある投手を取るべきだし、二人ではダメだった時の保証が全くない。下手な鉄砲でも少なくとも数を打ってもらわないと困る。FAやトレードで日本で実績のある投手を取ってくることもない。少なくとも未知の戦力頼みで優勝を望まれても困る。
しかし、今のライオンズには金がない。少なくともホークスとの間には、圧倒的な資金力の差がある。そして、最近のホークスは金の使い方もうまくて育成と外国人補強を組み合わせて非の打ち所のない戦力を整えている。
正直なところ、今季への補強でお金を使っても優勝できる戦力を整えることは非常に難しい。(いきなり1,000億とか使って、メジャーのエース級を複数とってくるなら別として)今のホークスはそれほど強い。おととしの日本ハムのように一シーズンだけ勝つのは選手の調子次第で可能だが、継続的に勝ちを望む状況までに戦力を整えるのは根本的な育成戦略の転換が必要な状況だ。それは、今すぐどうにかなる問題ではないのである程度仕方ない面はある。(それでも今年の補強はお粗末だったが)
しかし、そうした現況を顧みずオーナーが「努力して優勝しろ」というのはダメな企業の発想だ。まずは、会社のトップは従業員に営業活動や生産活動に必要だ道具や資金を提供しなくてはいけない。環境を整備せず「努力してカバーしろ」と言ったところで業績は上がらない。オーナーのいた銀行だって、貸し出す資金がないのに利益を出せと言われてもできないわけで、野球だって良い選手がいなくては勝てないのである。
まずは、一シーズンパリーグTVで全試合見て、ホークスとの戦力値の差を実感して頂きたい。
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