開幕をピークの状態で迎える事だけが正解ではない。

おはようございます。自分の体調の調整も大事なtthgです。
今日はプロ野球の正月であるキャンプ初日。気がつけば開幕戦もあと2月である。プロ野球ファンのボルテージは少しずつ上がる。ライオンズファン的には今年も盛り上がったのは四月だけという事のないようにお願いしたい。さて、今日は開幕戦へ向けての調整について話をしたい。一般的には早く仕上げて開幕を万全の状態を迎えるのが正解と思われている。今年はジャイアンツの原監督が3日に紅白戦をすると言っているがこれも早く仕上げてこいという意味だ。しかし、tthgはそれだけが正解の調整とは思わない。



例えば、サッカーの世界では、ワールドカップにおいて強豪国であればあるほど開幕戦にピークを迎える調整はしない。なぜかと言うと1月の間中3日で連戦するワールドカップで開幕をピークで迎えると準決勝や決勝で息切れするからだ。その結果開幕直後は番狂わせが起きやすい。CSのある今の野球界でも事情は似たようなもので、開幕にピークをもってきた結果シーズン終盤に息切れしては頂点は厳しい。

かつてメジャーで活躍した黒田投手はメジャーで確固たる地位を築いたのち、ポストシーズンにピークを迎えるような調整を試みたと言われている。だから、開幕でピークよりもシーズン終盤でピークを迎えるという観点からの調整も一つの選択肢である。

もちろん、これは個々の選手の置かれた状況やチーム構成によっても正解は異なる。未だレギュラーでない選手は終盤にピークを持ってくるなどと悠長な事は言ってられないのでキャンプ初日から全力でやれるよう身体を整えて置くべきだ。秋山選手のような絶対的レギュラーについてはチーム状態による。今年のライオンズについて言えば去年から全力ダウンで余裕がなく、多少出遅れてもじっくりマクルような底力はない。今年も優勝するとしたら先行逃げ切りが優勝に1番近い戦法だ。そう考えるとやはり今年は開幕にピークをもってきて戦うしかない。

チームが継続的に上位争いしていいて選手も経験豊富なら他の選択肢もあるのだがこればかりは仕方がない。ホークス辺りだとチームとしてシーズン終盤にピークを持ってくるようにトレーニングすることも一つの選択肢だ。この選択肢を持てるだけでも大きなアドバンテージである。なんとも羨ましい限りである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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開幕をピークの状態で迎える事だけが正解ではない。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 越後の侍 より:

    その通りだと思います。余裕がないというのが正解ですから。
     投手陣は特に、光成、内海、ニールあたりが思わぬ嬉しい誤算が起きないと厳しいでしょうね。

     飛ばすしかないですか。でも一番怖いのは2015年の13連敗、炎獅子シリーズの後の反動です。昨年は程々にだったかよかったのでは。とにかく連敗は避けること、連敗の怖さを知るものは沢山いますからそんなに心配しなくてもいいかな。怖いのは7月のビジター9連戦、ここを勝ち越せるかと見ています

     ファンクラブカードも到着しいよいよという感じです

    1. tthg より:

      連勝後反動が出るのはある程度仕方ないですが大型連敗はダメですね。失速した時に致命傷にならないようにしたいですよね

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