秋山選手流出危機を迎えても、秋山選手自身を批判する気になれないのはなぜか。

今晩は。諸事情により疲労困憊のtthgです。

昨日の記事で「秋山選手については書かない」と言っておきながら、申し訳ないのだが秋山選手関連の記事である。と言え、秋山選手の流出防止策とか、今後の球団経営の在り方など未来の話は心の整理ができないので語りたくない。今日は秋山選手に流出の可能性が高いと分かっても、tthgの中に秋山選手自身を批判する気持ちが芽生えなかた理由について語りたい。一応、おさらいしておくと、先週土曜日放送の球辞苑において秋山選手が自身に対する球団の提示金額が低いことについてかなりあからさまな形で不満を漏らした。そしてメジャー挑戦の可能性も示唆した。どちらも明言したわけではないが、番組を通して見た方は「来季オフにライオンズからいなくなることは濃厚」と感じたはずだ。それぐらい秋山選手の球団への不満が大きい。


tthgは未だに「秋山選手流出可能性」についてなかったことにしたいし、現実を受け入れることが難しい。しかし、秋山選手自身に対して批判的な気持ちはない。流出が確定した浅村選手に対して下記の通りかなり突っ込んで注文をつけたり、批判してきたことからすると自分自身で驚くぐらい秋山選手には何も思うところはない。その理由は何なのか昨日からなんとなく考えていた。

ファン感の前に浅村選手へ最後のメッセージ

浅村選手へ。ファン感でスピーチすると言うなら支離滅裂な言動に対する説明責任を果たせ。

浅村選手よ出ていくならせめてライオンズの何が不満なのか正直に話してくれ


まず、第一に秋山選手は「正直」である。(そういう印象なだけかもしれないが。)秋山選手はまだライオンズの選手なのに、そして来季もライオンズの一員なのに半ば公に球団の査定を非難した。この発言は秋山選手と球団の関係を考えた時プラスとは思えないが、正直な気持ちを公にした。浅村選手は昨年複数年契約を蹴った理由として「毎年勝負したいから」と慢心しないための戒めとコメントしていた。浅村選手クラスに3-4年解雇の可能性など実質ないのだから慢心防止なら年俸変動制の複数年にすればよく、この時点で今季のFA移籍を暗に予感させるものがあった。この時からtthg的には「正直にすべて話してはいないな」という印象だった。それに比べる秋山選手の正直な査定への不満は好感が持てる面がある。

もう一つは「金が欲しい」と明言したことだ。浅村選手や丸選手のコメントを見ると「環境を変えたい」「弱いチームで自分を試したい」という金以外の理由があると言っているが、現実は途方もない金額の提示に目がくらんだだけというのがミエミエな現状である。それに比べると「高年俸」にあからさまな嫉妬心を隠さない秋山選手の態度は立派に見える。

それから、秋山選手はこれまであまりお金に執着しているようには思えない態度を貫いてきた。(ほんとのところは分からないが)それも秋山選手の心証を良くしている。これが毎年のように銭闘しているような選手だったら「またか」と思うところだが、秋山選手にはそれがない。ないどころか「お金に無頓着」ぐらいの印象だった。だからこそ「その秋山選手が文句言うなら相当理不尽な提示だったのだろう」と想像するのである。報道のされているのは単年3.5億だが、これまでの秋山選手の印象からするとそれが真実と思いたくなるのが人情であり、浅村選手の8-9億の報道があった後ではもはや秋山選手に同情するしかない。

野球界で年俸に不満な若手の皆さん、金額が安いうちに文句言ってファンの心証を悪くするより、低い提示額をひたすら我慢して「お金に無頓着」という印象を保つほうが得ですよ。FA時にそれを爆発させて大型契約取りに行ってもファンが理解してくれるので。(ファンからの心証より一円でも高い金が提示が大事でファンから何を言われても動じないという方は除く。)

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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秋山選手流出危機を迎えても、秋山選手自身を批判する気になれないのはなぜか。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 越後の侍 より:

    私も秋山選手を全部支持しているわけではないです。

     ただ、ちょっといただけないかなと思うところは、政治家を使っての発言、地元とはいえ、メジャー決定をするような発言あれはないなと思います

     ただ金額については、球団の責任ですね。単年3.5億だって安過ぎる、単年だったら5.5億、若しくは言われるように年俸変動制でベースは5億な感じが良かったのですが。
     ただ2018が今終わろうとしています。まあ決定だとは思いますが、今までのことを踏まえもう1回話してみるのもどうかなと思います2016の時は本部長、今は違いますから。早く本部長が手を引いていてくれたらと思い、こればかりは何とも言えません

    年俸安価で我慢したというのは、昨年の外崎だと思います。今年でももう少し、と思ったのに去年は酷過ぎると思いました。あれが不満で爆発しなければいいのですが

    1. tthg より:

      小泉氏の件はなんとも言えません。状況的には政治家としてメジャー推しする方が大衆受けするのでうまく利用された可能性もありますし。

      ご指摘の通り年俸バランスが崩れていることは確かであり、そこ再構築するのは結構大変と思います。

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