来季日本一になるためには補強なく既存のチーム力を10%底上げを宣言して優勝した落合メソッドに頼るべき

お早うございます。今年の初雪の寒さの中新潟から更新しているtthgです。

西投手の阪神入りが決まり国内市場のめぼしい所は所属先が決まり、ライオンズの今年の補強も後は人的補償のみ終わりそうな気配である。もちろんトレードや自由契約組、外国人とう手段が残されているが、そこに大きな期待はできない。となれば、既存戦力の底上げ以外に何かを期待することはできない。

そこで、tthgが思い出すのは、「補強はしない」「既存戦力を10%底上げすれば優勝」と落合監督宣言して優勝した2004のドラゴンズである。その時のメソッドには今、ライオンズが一番必要としている要素が詰まっているはずだ。辻監督も2007から落合監督の下でドラゴンズの2軍監督を務めており、基本的には落合メソッドを知っているはずで既にそれを実践している可能性は高い。しかし、2004の初年度を辻監督は知らない。だからドラゴンズを劇的に変わった時点のドラゴンズは知らない。何か新しいことをする時に一番効果が出るのは導入当初だ。何もない所に新しいものを加えるのと、既に導入したものを改良しつつ継続している状態を比べた場合、前者の方が劇的な効果をもたらす。ドラゴンズの場合2003-2004が一番大きな変化があったはずで、その変化をもたらした方法が一番大切である。



辻監督はある程度出来上がったドラゴンズに加わっているので、その一番大切な点を見逃している可能性はある。辻監督だってドラゴンズの経験をそのままやっているわけではなく、自分で良いと思うものを取り入れ、違うと思うものは捨てているはずである。その捨てたものの中に若手を劇的に成長させる要素があるかもしれない。今一度、落合氏にドラゴンズで2004年に導入したものについて話を聞き、何が効果的だったのかという点について教えてもらうべきではないか。幸いにも落合氏は今フリーの立場でかつての部下である辻監督にアドバイスすることになんら問題のない立場だ。ダメもとで落合氏にアドバイスを求めてはどうだろうか。そこに必ず何かがあるとは言えないが、何かあるかもしれないならばできるだけそれを追求すべきである。

最後に、tthgが落合氏の最新の著書「決断=実行」の記述の中で10%底上げ理論のヒントになりそうなものがあったので紹介しておきたい。落合氏いわく伸びない若手はアドバイスされたことを実践しないのだそうだ。落合氏とにかく言われたことは試すべきただし、新しいことをやって従前の技術を衰えさせてはダメなので新しい技術を練習する時間は「既存の練習をやった上で」実践すべきと主張している。そうしないと既存の技術が低下して新たな技術もろともダメになる可能性が高いのだそうだ。伸び悩む若手にとっては非常に参考になる意見ではないだろうか。

これ以外にも落合氏の著書には「これは」と思う記述がいっぱいある。本人とひざ詰めで話を聞ければ新たな発見があっても全く不思議ではないとtthgは思うところである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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  1. 越後の侍 より:

    私もそう思います
     
    巨人ファンの人にそこまで行っていませんが、補強に動くことは大事、だが獲りすぎてチームが変わり、旧メンバーがついていけないという危険性は十分あると思います
    それなら厳しくとも、現有勢力でやって、個人個人がしっかりと目標を持ちやれれば、10%底上げ、出来ると思います。これが前任だったら期待できないんですけど
    来年は今年のようにうまくいくとは思わないし、(トレード)その時はもう今まで以上に全員野球かなと思います
    昔の記事に絡んですみませんでした、ただ、私が試合に行った感想を書いただけなので気にせず

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