エースの怪我への対応が遅すぎる

今晩は。エースの肩をぞんざいに扱う球団に強烈な違和感を覚えるtthgです。

先々週から菊池投手の肩の状態を懸念する記事を書いてきたところだが、その菊池投手が離脱してしまった。

菊池投手本当の降板理由を深読みしてみた(4/28対イーグルス観戦記その③)

菊池投手よ肩に不安があるなら休養を(5/4対イーグルス観戦記その①)


肩に問題があるなら今のうちに休養して万全の状態にすべきと主張してきたので、抹消自体は賛成だ。しかし今日になってとんでもないことが報道された。下記の記事によると、3/14のOP戦の前に寝違えの影響が次回登板以降にも残っており、開幕後も我慢して投げ続けていたとのこと。そして次が重要なのだが「近日中に病院で検査を受ける予定」とのこと。

なんですかこれは。エースが二か月近くも前から故障の懸念があるのに検査もしないで今まで投げさせたんですか?これが本当なら大問題である。tthgはプロたるもの簡単に休んではいけないというのが持論だが、それが「医学的見地から長い目で見てリスクがどれだけあるか」という点の検証なしになされるべきではないとも考えている。リスクがあっても強行出場したいと願うことは本人の自由だからある程度は仕方ないとしても、検査をうけさせて重症なら止めるのが球団の責任だ。また、本人が欠場を嫌って黙っていたという可能性もあるが、それが長期離脱や選手生命に関わることがないよう管理するのも球団の責任だ。検査もなしに2か月投げ続けたとしたら、球団の責任は免れない。

但し、この手の報道はどこまでが本当かわからないという側面もある。エースの怪我の状態というのはトップシークレットであり、本来隠すべきものだからだ。しかし、本件については本気でトップシークレット扱いをしているの正直疑問だ。下記の記事で疑問点を述べたように4/28の時点で辻監督が「雄星の肩の回復が遅い」と言わなくても良い事まで言っている。

十亀投手の修正点はないという強気コメントから考える選手、監督のコメント力(5/3対バファローズ観戦記その②)


そこも含めて煙幕だったというなら、辻監督のコメント力をほめたいところだが、煙幕にしては辻褄が合わないというのが事実である。辻監督は本件に限らず開幕スタメンをテレビで公言するなど良くも悪くも口が軽いタイプなので本件も素直にコメントしていると捉えるほうが自然だ。問題の記事における「近日中に病院で検査を受ける予定」が誰のコメントかイマイチ不明だが、ベンチのトップが隠そうという意思がないならばこれも本当のことを首脳陣の誰かが答えたと考えるのが筋である。

今更、本件における球団の選手の身体への管理体制を釈明しろとは言わない(釈明すると隠していたことがばれるか、管理体制がお粗末だったことが判明するかの2択でライオンズにメリットがない)から今後は選手の身体の管理をしっかりするとともに、情報の管理まで徹底して欲しい。

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