終わりの時が近づく辻政権について思うこと。

今晩は。終わりの時を感じるtthgです。

下記の映像はXの1997の解散時の最後のライブのEndless Rainという曲の映像である。解散か決まっている中、様々な思いを抱えるメンバーの表情が印象的である。「これで終わってしまう」という事を皆消化しきれていない。そして、その思いは聞いているファンも同じであり、この曲の演奏が終わってもアカペラでこの曲の歌詞を東京ドーム中に響き渡らせた。

この時のXのファンの人の気持ちとtthgが今ライオンズに抱いている気持ちには重なるものがある。



なぜかというと、辻監督が退任した暁には、黄金期の名残を感じさせるチームが再びやってくる可能性がかなり低くなるからだ。下記の記事で指摘したように黄金期の主力は軒並み指導者としても晩年を迎えており、松井監督が誕生した場合、数年は松井政権なので、それが終わる頃には彼らが現場に戻ってくるのは現実的に難しくなっていく。

ライオンズにとって今年は黄金時代の遺産を活かす最後のチャンス


tthg的には黄金期には強い思いがあり、その時の残り香すらなくなるというのは寂しい。ライオンズは黄金期が終わっても、監督は黄金期に選手かコーチのどちらかだった。その意味ではずっと黄金期の香りをどこかで感じさせるチームであり続けた。それが終わってしまうかもしれないと考え出したら何か無性に寂しい気持ちになってしまった。今年の年始に書いた上記の記事では「強いチームを知っている監督は、良い監督になる確率が高い」という意味で黄金期の人材が監督に登用できなくなる事に注目していたが、現実に辻政権が終わりかけている今、もっと感情的にそれを受け入れられなくなっている。

辻監督続投は最低優勝しないと難しい。あるいは下克上して日本一か。CS進出ぐらいでは既定路線を覆すことは難しい。現実的な補強策がない状況では監督の顔をすげ替える事でファンに訴求したくなる。中日の立浪監督などはその典型だし、BIG BOSSも似たようなところがある。ライオンズはあからさまな後継候補がチーム内にいるので尚更だ。昨日までの戦いを見ているとCSすら怪しく辻監督続投はほぼ無理ゲーだし、それが長い目で見た時に得な選択なのかは疑わしくもある。ただtthgの感情としては、これで終わってしまう事は辛すぎる。せめてCSまでは一縷の望みを保ちたいものである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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