立浪ドラゴンズに補強が乏しい事から考える「とりあえず監督を変えてやった感を演出する事」の問題点。

今晩は。監督を変えたらなんとなるとは思えないtthgです。

ドラゴンズの立浪監督就任は球界の中でもビッグニュースである。しかし、下記の通りドラゴンズの補強のほうはサッパリ進んでいない。

名選手名監督に有らずというケースもあるが、一般論としては大物OBの登用というのはそれなりに重い決断である。立浪監督となれば往年のファンが期待して客も集まるのでそこで補強して勝って長期政権となってくれれば経営的にも安定する。特に近年低迷傾向のドラゴンズとしてはここで一気に巻き返していきたい所であり、本来なら補強必須の状況である。


だが、ドラゴンズに限らず、補強は金もかかるし、タイミングもあるので多くの球団は、とりあえず監督を変えて「やった感」を演出してお茶を濁す場合は多い。例えば、2017年のライオンズの辻監督就任の時も大した補強はなか、岸投手の慰留すら出来なかった。

ドラゴンズの場合は、コロナで減収で補強する金を捻出できないという事情がそれを加速させ、「監督だけでも変えておけ」という事なのかな?と推測する。また、立浪氏は下記の通り、白井前オーナーから「交友関係の問題で嫌われていた」と言われており、実はあまり本気度の高い人生ではないのかもしれない。本命はコロナ明けが確定した時に福留選手当たりを監督にする時という戦略で、立浪氏はそれまでのつなぎとして、「成績は度外視で自身の知名度により、多少チケットや親会社の中日新聞の売り上げに貢献してくれれば良い」ぐらいに思っているのかもしれない。それなら補強しないという選択も理解はできる。

確か監督についてはドラフトの制約はないし、育成しなくても結果が残せる事がある。また、FAや外国人のように金をかけなくても大物の登用ができる。選手の補強がなく、勝てなくてもある程度監督の顔でチケットを売れるので使い勝手が良い。

しかし、それは本末転倒な話である。まずは監督よりも先に選手があるべきだ。監督がいくら良くても素材としての選手が良くなければ限界がある。本気で勝つ気があるなら選手を取ってこなくてはならない。あるいは長期的に育成する体制を変えつつ監督にも経験を積んでもらい、チームを変えていくやり方もある。例外は今あるチームがレベルは高いけど現監督が下手すぎて下位に沈んでいるチームであるが、最下位に沈むチームは基本的に選手にも問題がある。

とりわけ下位のチームが、そうした選手の面での改善を実施せず、監督交代だけに期待する事については首をかしげる。そういう事を10年、20年と繰り返し、結果も出せないようなら、プロ野球の球団を任せるべきか否かすら議論すべきである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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