F1中継を見ながら考えさせられた今のライオンズに最も必要なもの。

今日は。F1を見てもライオンズの事を考えていまうライオンズ中毒のtthgです。

昨日の夜、週末のF1サンパウロGPの録画を見ていたら、今のライオンズに最も必要なものを見た気がするので今日はその話をしたい。

今年のF1はルイス・ハミルトン選手とマックス・フェルスタッペン選手がチャンピオンを争っている。ハミルトン選手は2000年代から活躍する王者で、フェルスタッペン選手が新進気鋭の初タイトルを狙っている状況である。サンパウロGPの前の時点でフェルスタッペン選手がリードしていてサンパウロGPでフェルスタッペン選手がハミルトン選手を順位で上回ると残り3戦での逆転がかなり難しくなる状況だった。

そしてサンパウロGPではもろもろあってハミルトン選手にスプリント予選最後尾スタート、決勝5グリット降格という厳しいペナルティが課されていた。そしてスプリント予選は、その前のタイムを競う方式の予選でフェルスタッペン選手がトップタイムを出したので1位スタートだった。これは普通に考えてアクシデントがなければハミルトン選手がフェルスタッペン選手を上回る事はあり得ない。まさしく「王者陥落の時が目前に迫っている」状況だった


しかし、ここからハミルトン選手は予選でスプリント15台抜いて5位。決勝はその5グリット降格で10位スタートだったが、そこからごぼう抜きを演じてなんとトップでゴールしフェルスタッペン選手との差を詰めてしまった。ポイント的にはまだフェルスタッペン選手が優位だが、優勝争いは混とんとしてきた。

下位のチームをマシン戦闘力で上回るハミルトン選手が抜くのはある程度は想定内だが、周回数の短いスプリント予選で15台抜くとかはすごすぎる。今シーズン同じ戦闘力のマシンにのるボッタス選手がペナルティで回スタートだった時もここまでのごぼう抜きはできなかった。この結果はここ一番で優勝争いをしているフェルスタッペン選手のマシンよりも強いマシンを仕上げたメルセデスとそのマシンを完ぺきに操って会心のパフォーマンス見せたハミルトン選手の功績である。



完全に追い込まれた状況で常識外れの結果を残せるハミルトン選手とメルセデスの勝負強さはとんでもない。そして、この勝負強さを見ていて今年のライオンズの「勝負所でトコトン負ける」姿が情けなく思えた。2018,2019のレギュラーシーズン終盤見せた勝負強さは去年から影を潜め、今年は皆無に近かった。各試合一つ一つでもそうだし、「ここから追い上げるべく連勝が必要」という試合でもことごとく負け続けた。そこは明らかに今のライオンズに足りないものの一つである。

今は、CSもあるのでシーズンで勝ち切る力とCSの一発勝負を制する勝負強さを兼ね備える必要がある。2018、2019はシーズン終盤のホークスとの接戦には勝ったが、CSでは全く歯が立たなかった。そういう意味では連覇した時代も勝負弱かったという見方もできる。

対照的に今年のバファローズは相手も経験値が低いマリーンズだったとは言えCSまでしっかり勝ち切り勝負強さを見せた。今のライオンズはベースの戦力すら足りていないので「ここ一番で強いチーム」という視点はどうしても少し横に置いて考えてしまうが、目指すべきは今年のバファローズのようにCSでも勝てるチームの構築である。簡単なことではないと思うが、来季はCSでも勝てる「勝負強いライオンズ」を見たいものである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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