一般人の容姿とエンターテイナーの容姿は別物。

今晩は。妻に「あなたの顔は好みではない」と常々言われているtthgです。

下記のとおり先日来元巨人の上原氏の容姿についてJ-CASTの記事が物議を醸していている。

まあ、安易に容姿云々とか発言するのもいかがなものかと思うけれど、一方でネットのコメントなどを見ると「批判一色」な事には違和感を覚える。美人やイケメンに弱くない人というのはそんなに多くなかろう。tthgだってそりゃあ美人のほうが良いよねという感情はあるわけで、そんな奴が他人が本音を公にしたという理由だけで猛烈に批判するとかは違うかなと思う。だからtthg的にJ-CASTと麻生千晶さんなるコラムニストに対して物申す気にはならない。一方で違和感があるのは上原氏が「自らを他人に観てもらうこと」で生計をたてているエンターテイナーだったという事や、麻生氏批評はそのエンターテイナーだった時代の事を語っているという事が無視されている事だ。



野球は自らのプレーを観てもらう事でお金を稼ぐ。もちろんプレーそのものが1番大事だが、副次的要素として容姿もその商品価値を大きく変えるファクターである。イケメンに一目惚れした女性ファンがそれがキッカケで球場に足繁く通ってくれる。それは明らかにエンターテイナーとしての才能である。エンターテイナーは観てもらってナンボであり、その判断基準として容姿があるという点からすると、エンターテイナー容姿の良し悪しを語るのはプロとしての才能の一部のある無しの話をしているだけという側面がある。

例えば、それは足が速いとか、速い球を投げられるのかとか、遠くに飛ばせるかなどをある程度先天的な才能がないとどうにもならん部分があるように、容姿というエンターテイナーの才能の有無も存在する。今回の麻生氏の発言がそれで擁護されるべきかは別として、そういう範疇の話ですらも容姿について言及したらダメなのだろうか?また、「容姿が好みでない」と言う事はダメで、「イケメン」と持ち上げる事は良いのだろうか?プロ選手の誰かをイケメンと言うならば、言及されなかった選手については「イケメンではない」という意味になる。1人の発言ではそういう結論にはならないが、多数「イケメン」と持ち上げられる選手とそうでない選手は長期的には顕著に現れる。それは間接的に容姿をけなす行為ではないのだろうか?

そもそも、エンターテイナーとしては「イケメン」が最も得をするとは限らない。tthgに言わせれば上原氏は「顔が良すぎて」損をしていた選手である。上原氏は松坂選手と同期でプロに入ったが、エリートの松坂選手に比較して、高校の時は野手で大学も一浪して入った経歴から「雑草」と呼ばれていた。しかし、雑草の割にスマートな顔をしていてイメージに顔があっていなかった。巨人軍の伝統として髭がNGなので現実味がなかったが、メジャーに行ってからのもみあげまで繋がるヒゲのほうが「雑草」のイメージに合っていた。そういう路線で売ったほうが、エンターテイナーとしてはトータルとして得であったようにtthgには見える。

一般的にはイケメンのほうが得なのかもしれないが、エンターテイナーとして「観てもらう」ためにはいわゆる不細工よりのほうが得をする事だってある。一般人の容姿の陰口とエンターテイナーの容姿の良し悪しへの言及というのは同じ目線で評価する事はできない。もう少しそういう視点を全く無しに「容姿の事を言うなんて!」という一方的な議論は正直行き過ぎに見えて仕方がない。

なお、一応付言しておくと言われた本人が怒っているので謝罪ぐらいはしても良いとは思う。だが第三者が袋叩きにするような案件かというと疑問が残るという事である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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