セパの拮抗の要因はパリーグの地盤沈下?

今晩は。週頭から残業満載のtthgです。

さてますば若林選手の膝。これは痛すぎる。今年だけでなく、スピードスターの膝は完全に走力が戻るのかという不安があるだけに長期的影響も懸念される。しっかり治してという他ない。併せて榎田投手と斉藤投手も手術が発表された。こちらはどのくらいまで回復を待てるのかという命題がつきまとう。斉藤投手は育成契約もあろうが、榎田投手は年齢的にどうするか判断に迷うところである。特にコロナによる財政事情も考えると尚更だ。

さて、今日の主題はセパの格差問題。大前提として今年はDH制が格差の原因という方々にとって説明責任が問われるシーズンである。なんせDH制に手をつけなくても格差は解消されつつあるのだから。



ところで今年セパが拮抗している要因は何だろうか。これも簡単ではないが単純に「セが飛躍的に強くなった」というのはここまでライオンズの4戦を見る限り違う。例えばカーブ戦はこちらもコロナ禍だったが内容はライオンズ勝ちゲームだった。タイガース3連戦も多少まともな中継ぎがいたらライオンズ3連勝でもおかしくなかった。

タイガースはセの首位なのだが、強さをあまり感じない。確かに上位打線は強いが、下位は?がつく。初戦は梅野選手不調で坂本選手が入ったが7番以下は打率最高で2割ちょっとで平均打率では1割前半である。この打順だけで先発投手は9ついてアウトをただもらいみたいなもんだった。糸井選手と梅野選手が結果を出した三戦目は穴は木浪選手だけだったが、普段は投手が入るので最低2つは穴のある打線である。そして初戦の様相では選手層も薄く怪我や不調が1人出るとかなり打線の力は変わってしまう。

投手の方は、3選手中2戦大量点を取られており、結果はあまり良くない。(ライオンズの打線がメチャクチャ良かったという気もしなくはないが、山賊全盛期とは打力は落ちると見るのが現時点での妥当な評価である。)そのタイガースがセで首位なのだからセのリーグレベルが飛躍的に向上したというわけでもなかろう。

tthg的にはパリーグの方が地盤沈下して似たようなレベルになったという方がスッキリする。パの地盤沈下も証明は難しいが、tthgの体感として2018以降の数年パのトップであるホークスの力が年々ちょっとずつ落ちている。今年も森投手、千賀投手、東浜投手などの怪我で離脱があったり、開幕直後は主力打者が絶不調だったりフラフラしていたが、それでも首位にいる。今年はホークスが強いというより他がワンパンチ足りないのでホークスが首位という状況だ。直近の交流戦が行われた2017-19シーズンもホークスは序盤モタモタしていたが、下記の通り6/1の時点ではホークスを上回る勝率のチームが存在した。しかし、今年はそれがいない。



また下記に示す交流戦の成績も2010年台初めはパがセに対して貯金20とかを叩き出すこともあったが最近は5、11、12とその大きさに限りが見えているという見方もできる。本調子でないホークスが首位走っている事からすれば、今年は2017-19シーズンに比べても、パリーグの競争力が更に落ちてセとどっこいどっこいになったと見るのも不自然ではない。

勿論、今の段階で全てを決める事はできないしが、リーグ格差を考える上ではその動向を注視しておく必要がありそうな交流戦のスタートである。なお、「秋のホークスは別次元のチームなので本質的なリーグの差異は埋まっていない」という点についてはまた別次元の話として検証が必要である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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