いかにして中止を減らすべきか。

今晩は。そろそろ中止はやめてもらいたいtthgです。

結局昨日の夜まで決まっていなかったカープ戦は中止。下記の通り、前回のファイターズ戦の時も書いたが事前の決めがないNPBの迷走ぶりは相変わらずだ。

今日の試合中止は事前の備えが見えないことが大きな問題


1番の問題は「何が決められたのかさっぱり見えない事」だ。例えば「明日新たな感染者が出なければ開催」という条件を昨日のうちに出しておけば、条件を満たせず開催中止でもある程度はファンも理解できる。そう言った情報が全くなく右往左往するから批判されるのである。この点について改善が見られない点は残念だが、そればかり言っても仕方ないので今日は違う観点から考察してみたい。


報道ベースで見ると疑問なのは「なぜ全数検査なのか?」という点。例えばこれ下記の記事などを見ると100人規模で検査しているが全員が濃厚接触なわけがない。

下記の記事によれば、17日時点では濃厚接触者はいなかったはずなのに感染拡大したので「変異ウイルスは濃厚接触しなくても感染するのでは?」見たいな話になっているがこれはかなり短絡的な思考である。

まず、そもそもの前提として一般の会社だったら濃厚接触者でもない人間まで全数検査とかはしない。例えば下記の東京都のページには陽性者が出た場合でも「保健所が、勤務先の調査が必要と判断した場合には、本人の了解を得たうえで連絡をさせていただきます。」となっており勤務先に連絡するかも状況次第なのである。濃厚接触者以外の無症状者まで「その事業所全員が検査対象となる」ということは基本的に想定されていない。

だとすると、そもそも今までも変異ウイルスの存在を抜きにしても見過ごされたいただけで濃厚接触がなくても感染は広がっていたが無症状なので表に出なかっただけかもしれない。その上でその無症状者を洗い出す事が今の国の方針なのだとしたらそこにはプロ野球がコミットする事は不可欠ということになろう。だが、現在の所そこに対する国からの要請はない。(先にあげた東京都のページが過去情報でない限り。)

そうだとするとプロ野球が先陣を切ってそこまでの事をやるべきなのか。そこは意見が分かれる所だろう。個人的には公的な要請もないのに検査しまくりとかは自分達で自分のクビしめすぎと思う。無論、人としては褒めれられるだろうが、興行で稼いでいる会社の経営者の視点から見たら疑問は残る。多少陽性者が出ても「公的な要請は守っております」と返せるならばその範囲で最大限やるのもそれは選択肢としてあって良い。ここまで長引くと経営者としてはそこを考えるのはやむなしであり、国のほうがそう言う経営者に配慮すべきである。

一方で「本当に濃厚接触はなかったのか?」という疑問もある。長々と濃厚接触なしの前提で考えてきたが、清田氏の話とかバファローズ三人組が報道されているがそれは氷山の一角で、遠征に出るとお忍びで夜の街に出かけるかホテルに呼ぶとかは普通にあるのかもしれない。あるいはロッカールームでのソーシャルディスタンスが守られていないので結果的に濃厚接触という可能性もある。あるいはベンチで大声出してるから飛沫感染が広かったか。結局1人陽性が出ると全数検査という前提なら徹底的に感染対策はして全数検査でも陽性が出ないようにするという発想は必要になる。全数検査はそうそう変えられないとするならせめて後者の感染対策は厳格にやってチームの中で感染が蔓延することのないように努めるべきである。

なお、変異株は濃厚接触なしの感染するということならば正直手詰まりである。その場合は144試合を諦めるとか、五輪期間中の開催とか中止はある程度やむなしで策をねる必要がある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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