来年も観客制限が持続する前提で今後の経営を考えるべき。

おはようございます。球団経営を考えるtthgです。

昨日は中止だったが、少し時間が取れたので更新しようかと思う。中止についてはブルペンデーを避けられたという点は大きい。さて、今日は経営の話。下記のように今季の球団の赤字は莫大であるとの予測が出ている。


日刊ゲンダイの記事で第三者の予測なのでこれが確実な事実と断定はできないが、無観客試合と観客制限の影響は甚大であり、来季の年俸で揉める可能性があるという本記事の指摘自体は妥当な指摘であろう。



問題はコロナ問題における観客制限についてはいつ終わるのか全く見通しが立たないという事である。最新のコロナの動向は緊急事態宣言を解除後徐々に感染者が増えるも9月頭にピークアウトしている。(詳しくは下記を参照)

これは一定の感染対策を施せば感染はコントロール可能という事である。この感染対策がどこまで必要かというと確かな所は不明だが、例えば、下記の通り濃厚接触はノーマスクで15分以上接触と言われている。

この記事の元ネタである。国立感染症研究所も下記のように語っている。

Q4 1メートル以上の距離での会話や、15分以内の会話では感染しないということでしょうか。
感染しやすい状況については、徐々に分かってきましたが、感染しないことを保証する条件についてはよく分かっていません。
感染リスクを下げるための効果的な手段に、飛沫感染対策としてのマスクの着用や、接触感染対策としての手指衛生(適切な手洗いや手指消毒用アルコールによる手指消毒)があります。また、三密(密集・密接・密閉)を避けることも感染リスクを下げる手段であり、これらの手段を最大限に執ることで、可能な限り感染リスクを軽減することが重要です。

国立感染症研究所HPより(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9582-2019-ncov-02-qa.html)

これらの情報を総合的に判断するならばマスクなどはするとしても観客制限がどこまで必要なのかというのは疑問である。球場での感染を全くなしにしないとダメというなら観客制限は必要なのだろうが、全国的に感染者及び死者の爆発的増加もないのに観客制限までするというのは過剰対策だとtthgは考えている。

だが、世の中の空気はそうなってはいない。電車に乗れば相変わらずマスクだらけで未だに警戒ムードは変わらない。この状況で観客制限なしにできるのかというとそれも疑問である。これから冬になればこれまでに感染者が少ない東北などで気温の低下により免疫力か下がって流行という事態もあり得る。そうなればまた警戒ムードが醸成されて来季の開幕時にはまた無観客試合に戻っている事も視野に入れないといけない。

少なくとも大赤字は今季だけで来季には普通に稼げるという前提は見通しが甘い。観客を入れなくても稼ぐ手段を考えつつ全体の年俸水準を下げるなどの対策を講じて行くべきである。それを考慮しないでマネーゲームを繰り広げるのはリスク管理の観点から問題である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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