7月末から観客入れる計画って大丈夫?

今晩は。プロ野球の未来が心配のtthgです。

プロ野球の開幕が近づいている。確実に試合するというムードが高まりつつある。しかし、tthg的には複雑な思いもある。tthg的にはプロの興業は出来るだけ早く再開するのが本筋だし、やりたいのは一ファンとして同じである。しかし、現状あまりにも社会の側が受け入れ体制に乏しい。経済を回す以上一定のリスクテイクは必要であり、ゼロリスクはあり得ない。今経済を回すなら、コロナで死ぬリスクよりも経済で死ぬリスクの方が高いと社会全体で判断してコロナで死者が出ても「経済回さないともっと多くの死者がでる」と涙を持って割り切る覚悟が必要である。残念ながらそういう覚悟ができて緊急事態宣言を解除するわけではない中、開幕に突き進むのは本当に最善の選択なのか。その事を考えると頭を抱えるしかない。



そんな中、西日本スポーツがプロ野球が7月末には観客を入れたいという意向があると報じている。

正直、あまりに性急過ぎる議論である。西日本スポーツの飛ばし記事なら良いが6.19開幕も随分と早々報道がでていた事を考えると飛ばし共言い切れない。仮に7末から観客を入れないと経営が成り立たない状況なのだとしても、あまりにリスクが高すぎる。7型末からでも第二派により無観客あるいは休止を迫られる可能性は十分にある。仮に状況が悪化して無観客や中止を検討しなくてはいけない段階になった時こんなにも早急に観客を入れて試合しようとする野球界へ世間の風当たりは強くなる。

最低でも7月末から観客入れないと切羽詰まって球団が潰れるとか身売りするというなら選手年俸の削減が先である。一般企業だってリストラするし、中小企業なら経費を絞りに絞って歯を食いしばって生活している。選手に億の金を払いながら経済的理由で開催しますはこの状況では通らない。しかし、球団側からこれを言い出すのは簡単ではない。一球団だけそんな事したらFAされまくって弱小化して袋小路ハマるからだ。しかも今年の年俸は既に契約が済んでるのでそれを破棄するのは法的問題もある。

本当に経営が厳しいならNPBとしてまとまって選手に年俸削減をお願いするという姿勢が大事である。観客を来月にも入れるということは120試合しないとシーズンとして成立しないからという理由よりもそもそも経営体力の問題がある可能性が高い。選手年俸というのは聖域という側面があるというのは事実だが、そろそろそういう議論もちゃんとしないと第二の近鉄を生み出しかねない。少なくとも外から見てる限りそういう懸念がある。tthgの杞憂で終わって欲しいのだが本当にプロ野球は大丈夫なのだろうか。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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