お股ニキ氏のストライク判定へのコンピュータ導入反対論は暴論。積極的にコンピュータ導入を検討すべき。

今晩は。コンピュータ判定導入大賛成のtthgです。

tthgは不勉強にして知らなかったのだが、昨年末にMLBにおいてストライクゾーンのコンピュータ判定の導入が数年後に実施される事が決まったらしい。(詳しくはこちら参照されたい。)そして、本件について本ブログで紹介したことのあるお股ニキ氏が下記に記事でフレーミング技術が失われるという理由で反対の意を表明されている。

お股ニキ氏の野球理論についてはtthgも一目置いているが本件については賛同しかねる。お股ニキ氏は「間違いがあるから人間実があって面白い」「フレーミングは野球の重要な技術であり、安易にそれを無にしてはならない」「その技術を守るためにルールを変えてストライクゾーンは目役にして審判がストライクとコールしたものをストライクと定義せよ」などと主張されている。



正直お股ニキ氏がフレーミングが好きということしか分からない主張である。そもそも人の目に限界があって技術的に100%のジャッジができないから、止むを得ずフレーミングなる技術が確立されただけの話である。フレーミングという伝統芸がさも野球の根幹を成す技術であるかごとく主張して、技術的に解決できるようになったのにその技術をあえて使わないようルール改正しろというのは暴論である。

審判のコールがストライクの定義などとやってしまったら人の感情次第で歪んだコールが行われて収集がつかなくなる。アウトセーフの判定でビデオ判定をやって公平性を担保しようという時代にストライクボールは審判の感覚に一任するなどしたら現場が混乱するし、ファンだって納得しない。フレーミング技術が失われるより、ストライクコールでファンや現場のやり切れない感情の方がよほど野球にとって大きな問題である。

基本的にはtthgはコンピューターで正確にジャッジできるならそれに越した事はないと思っている。だがら、できるなら今すぐ導入すべきである。

だが、疑問もある。ストライクゾーンとは本来二次元ではなく三次元である。ベースの先端ではボールゾーンでもベースの後端でストライクならストライクである。メジャー中継に出てくるストライクゾーンは二次元の四角だが、厳密にはあの四角の外から入ってベースの後端到達までにゾーンに入ってくる球までコンピュータは判定できるのか?できるとしてそれを視覚的に中継映像に表現できるのか?という点は確認しておく必要がある。コンピュータでそれを判定してストライクコールしたのに中継映像ではストライクゾーンの外にし見えないと無用な混乱を招く。また、三次元は測定できないとすると人間の方が優れている面がある事になりそこは導入の可否を慎重に決めるべきだろう。

それから、日本の場合、ローカル球場にそれを導入できるのか?という問題やアマの世界をどうするかという問題もある。流石に草野球やアマの練習試合までコンピュータ導入は難しいがプロでコンピュータ任せにした場合、アマの審判に技術指導する体制を維持できるのか?という疑問もある。

しかし、それらの問題をクリアすべく努力してコンピュータ判定を導入する価値はあるとtthgは考える。ジャッジは公平こそ最重要なファクターというのがtthgの考えだがらである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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