日本プロ野球に最適な格差是正方を探る視点。

今日は。日本語プロ野球に最適な格差是正作を探るtthgです。

戦力均衡を破壊するFA制度の改革案を本ブログで色々述べてきた後で、こんな事を書くなら些か気がひけるが、プロの世界で完全な平等などとあり得ない。政治の世界で「身の丈に〜」というと袋叩きに合うが、プロは基本的に格差を前提とした格差社会である。問題はその格差が拡大しすぎて下位チームが逆転する可能性が極端に低くなるとゲームとしてのエンタメ制が低くなるなるので一定の格差是正が必要なだけである。



そして、その格差是正もどの程度やるかというのは各スポーツにおいて異なる。NBAのようにドラフトをしっかりやり、サラリーキャップもあるというかなり厳密な制度を取るところも有れば、欧州サッカーのようにドラフトはなく、FAも契約年数次第で契約途中でも違約金を払えば移籍可能という事もある。近年ではそれを是正するために一定の赤字額を超えると罰則という制度が導入されたが、もともと興業収入や放映権で儲けてる強豪チームの方が金をかけられるので格差是正というより格差固定という面もある。

その中で日本プロ野球は相当強い格差是正策を取って来た。FA制度以前は完全なドラフトで貧乏球団も優勝できた。近鉄バファローズなどはその象徴である。欧州サッカーで金銭的に最下位のチームがシーズンで優勝するなどギャグの世界であり、それと比較すると違いは大きい。

プロ野球の世界で格差是正というとドラフト制でFAのなかった時代を想定してそれに近い制度を想定するが、世界を見渡せばそれがスタンダードとは限らない。もちろんそれを参加者全員が納得して浮かれ入れて先に進めるならそれもアリだ。しかし、そこだけを見ていては選択肢を狭める。欧州サッカーのような形が良いとは思わないが、スポーツにおける格差は色んな形があり、どこを着地点とするかには大きな差がある。

少なくとも、他のスポーツの制度を全世界的に検証して、そのメリット、デメリットを知り、日本野球にとって1番良い格差是正策なのかを考える必要があるように思う。tthg的にはFA制度以前は流石にやり過ぎで、多く稼いだ球団がある程度有利になる方が競争という意味で望ましい。しかし、今の制度ではFA乱獲で戦力が偏りが過ぎる懸念があるのでそこは是正すべきと思っている。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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