守備型の外国人野手も選択肢に入れるべき。

今晩は。外国人補強を考えるtthgです。

先日、スワローズがアルシデス・エスコバー選手を獲得した。2018年までメジャーで活躍していた選手という事で話題になった。tthg的にはこの補強は色んな意味で興味深いものだったので、今日はこの補強に関して語りたい。



まず、エスコバー選手とスワローズに限定した言うと、リスクが高い補強だとtthgは考えている。それはエスコバー選手の打力が不安だからだ。エスコバー選手は基本的に守備力を評価されている選手で打力はメジャーの水準では低い方に分類される。その上、年齢を重ねて打力が落ち始めている。2018年はOPSで5割台1。2019は3Aで7割後半2をマークしているが、来季33という年齢と日本野球への対応を加味すると打力の不安は隠せない。

そして、スワローズの場合打撃で結果を残さない外人を取るのはチーム状況に難しい。セリーグのチームで投手が打席に入る上、正捕手の中村選手も打撃がよくない。ショートも含めて3人自動アウトではセの戦いでもさすがに劣勢である。既に2人も打力が不安な選手が打線にいる状況では、少なくともエスコバー選手がリーグ上位レベルの打力を披露してくれないと厳しい。その中で守備力型のベテラン外人を取るのはリスクが高いとtthgは考える。

しかし、一般論として守備型の外人を取るという選択は面白い視点だと思われる。守備も打撃も良い外人選手はそもそも日本にこない。外人を取る場合、何らかの弱点に目をつぶる必要がある。野手の場合、大概守備に目をつぶって取る事になるわけだが、打撃に目をつぶるというのもありではないだろうか。なぜなら、メジャーの方が投手のレベルが高く、メジャーでダメでも日本野球の適応力次第ではリーグ上位の成績もあり得るからだ。

エスコバー選手のように年齢的に下降線ではリスクは高い。しかし、若くて守備力はあるけどメジャーでスタメン張る打撃はないという選手なら可能性を感じる。日本に来て守備力が上がるという可能性は低いが、打撃なら投手の平均レベルが下がるという環境変化による上昇の見込みがある。メジャーのショートの映像などを見ると日本人選手には明らかに真似できない肩の強さという利点がある事を考えると、打撃に難点はあるが守備力はある外人には魅力はある。ライオンズのようにDH制でかつ日本人レギュラーの打撃力が高く、打力は穴にならない程度で良いチームは選択肢として考えるべきである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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  1. BASEBALL REFERENCE, Playears, Alcides Escobar参照,2024年3月18日最終アクセス ↩︎
  2. 同上 ↩︎

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