ブルペンデーの適用条件と最適運用。

今晩は。今日もできない英会話を頑張ったtthgです。

人間窮地に追い込まれるとできるもんです。とにかく英語しか分からん相手に強制的に会話する必要に迫られると潜在的に覚えてる英単語も出てきます。これは俗に言う火事場の馬鹿力という奴ですが、ライオンズファンとしては明後日の試合でライオンズに火事場の馬鹿力を発揮してもらいもんです。さて、今日は少し戦術の話。今日はブルペンデーの適用条件や最適運用方法について。



今年色んなチームがメジャーにならってブルペンデーをやっているが、tthg的にはブルペンデーは適用条件を確認して使うべきものだと思っている。例えば、今年ライオンズが今井投手が登板回避したからブルペンデーとかあったが、あれば適用条件を誤っていると思う。なぜなら、なんの工夫もなく普段の酷使気味の中継ぎに更なる重労働を課す事になるからだ。一般的に毎日肩を作る中継ぎになんの配慮もなくブルペンデーを使えばその後の試合に影響する。ブルペンデーで回マタギした中継ぎは疲労した状態で連投するか休養が必要になるかのどちらかだ。そのリスクを負って良いのはラスト1ー2週やCSの話である。

ブルペンデーはのちの試合に影響しないように適用条件や運用を工夫すべきである。適用条件としては、例えば先発の3枚ぐらいは7回をコンスタントに投げられるが5-6番手は力がガクッと落ちるような状況が考えられる。安定した先発のおかげで5-7回を担当するような中継ぎ投手を細かく繋いでローテの5-6枚目を賄うならばブルペンデーのリスクを軽減してリターンだけを手に入れることができる。

もう一つは、3回ぐらいはなんとか持ち堪えるけど5-6回投げると炎上しがちな投手が複数存在し、その投手を繋ぐと1-2枚ローテを埋める事ができる状況の時だ。これは今のライオンズに比較的近い状況だ。この場合1つのローテ枠を2-3人で賄うのでどうしても一軍投手枠を増やさないと中継ぎの枚数が足りなくなる。これはある程度野手のレギュラーが固定化されていて守備固めや代走の必要性も少ないという条件が必要になる。

このようにブルペンデーを適用するならある程度チーム状況を適切に把握し、運用する必要がある。ただ、それでも先発が足らなくなって苦し紛れにブルペンデーという選択も緊急避難的に使うこともあるだろう。その場合は前後の試合は二軍から投手を上げておき、敗戦処理はその二軍の投手に任せて、ロングや大差で負けてる状況しか出ない投手を同点や僅差の中盤でも使って負担軽減を図るべきだ。当然勝率は下がるわけだが、緊急避難的運用なので我慢しなくてはならない。

ちなみに今日のホークスのブルペンデーはダメな見本で、投手を追加しない上に湯水の如く中継ぎを使って大差負け。それに加えて最後は勝ちパターンの髙橋純平投手まで使っていた。最低限そこは回避する運用が必要な作戦だとtthgは考えている。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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