tthgが今ライオンズの選手の責任を追求しない理由

こばんは。選手に優しいtthgです。

twitterなどで時々ライオンズの今の状況は選手にも責任があるという意見を見かけることがある。もしからしたら本ブログの読者の方にも同様の意見をお待ちで、歯痒い思いをされているのかもしれない。tthgが選手のパフォーマンスについては記事で言及しないのは理由がある。今日はその理由について語りたい。

まず大前提としてtthgは今のライオンズの選手のパフォーマンスには満足していない。投手陣には言いたい事は山程ある。去年ライオンズは10年も遠ざかっていた優勝という結果を残した。しかし、CSでの痛恨の敗戦で日本一には届かなかった。プロの選手ならその悔しさを晴らすべくオフを返上してでも能力を磨いて捲土重来を期すべきである。特に打線におんぶに抱っこで優勝した投手陣は、その事を強く求められる立場だ。



それなのに「なんなんだこれは」という思いはtthgにもある。しかし、それを今責めた所で手遅れである。今から各投手の根本的な能力アップをするのは極めて困難だからだ。球速を上げるべく負荷の強いトレーニングをしたら今ある能力すら出せなくなる。新しい変化球を覚えて試すには時間が足りない。配球や打者心理と言った知識的なものの勉強もシーズン中では時間が限られる。出来る事は十分休養を取ったり、フォームの調整など今ある力をできるだけ100%発揮できる状態を保つ事だ。可能性があるとすればメンタル面だが、それも球団が有能なメンタルトレーナーを雇ってるとかなら良いが、個人でトレーナー自体を探してくるのも一苦労であり、簡単ではない。後は偶然に何らかのキッカケで秘めたる才能をフルに使えるやり方を選手が戦いながら覚えてくれるのを待つぐらいしかできる事はない。

だから、今いる選手のパフォーマンス向上はすでに手遅れなのだ。言った所で改善できない事を指摘しても仕方がないという気持ちがあるので、tthgはあまり選手のパフォーマンスについては批判しないのである。

それから選手のパフォーマンスが上がらないのは選手だけの責任でもない。酷な言い方だが絶対的な能力の差は必ずある。同じ努力をしても結果が出るには時間がかかる選手もいる。一つのオフで劇的に変わることを望むこと自体がナンセンスという面もある。また適切な指導を受けていないから遠回りしているという可能性だってある。根本的な能力アップはオフの初めから自主トレの間が1番大事な時間だが、首脳陣が指導するのは秋季キャンプまでである。オフの自主トレ期間に何をするかを指導者が示唆する時間は秋に終わっている。そこでキチンとした指導がないなら選手が遠回りするのもやむ負えない。

むしろ問題なのは大した補強もせずに終わったフロントや育成できない指導者、育成システムを作れない球団運営の方だろう。こちらも今すぐにできるのは外国人補強ぐらいだが、幸か不幸かニール投手や郭投手が二軍でマーティン投手が不調なので外国人枠の問題もない。中継ぎでマイナーでくすぶってる投手ぐらいなら取れる可能性はある。去年はマーティン投手で成功してる訳だし、こちらの方が今ある投手が開花するよりは可能性が高いというものだ。

そして何より、今ある選手を壊さないように使って、少しでも優勝確率を上げる事が1番即効性のある策である。勝ちパターンを真に勝てる時だけ使えば疲労の蓄積が軽減されるので通年で活躍できる可能性は上がる。一回一回のパフォーマンス立って良くなる。外人の補強でブルペン強化できるかもしれないし、武隈投手や内海投手の復帰が戦力強化になるかもしれない。奇跡的に、二軍からの台頭があったり一軍の中から何らかのキッカケで秘めたる能力を開花させる者が出るかもしれない。どれも可能性が高いわけではないが、奇跡的それらが起こっても今ある投手を壊したら可能性は0になる。それだけは避けて欲しいし、それは首脳陣の心構え一つでできる。だから選手の話より首脳陣がどうあるべきかの方が今語るべきこととtthgは考えるのである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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