安易に球場の広さを昭和に戻すホームランテラスは好きになれない。

今晩は。ホームランテラス嫌いのtthgです。

今日は本題に入る前に昨日の記事について一言。昨日の記事についてsinndarさんからツイッターで下記の通りご指摘を頂いた。


どうも戸川選手は去年は二軍でファーストの経験があるようです。良く確認せず記事を書いて不正確な内容となってしまいました。申し訳ありません。ただし、ファースト経験があっても一軍経験がほとんどない選手に僅差の終盤を任せるリスクはある。またsinndarさんによれば戸川選手はファーストでエラー多発してるようでその意味でもリスクはあった。


だから、結果として戸川選手のファースト守備リスクについては変わらない。

さて、今日の本題。ホームランテラスについて。今日の記事は基本的にtthgの趣味の問題である。理屈としてホームランテラスの問題点を提起するものではないのでそのつもりで読んで頂きたい。



2015年にヤフオクドームにホームランテラスができて一気にホームランが出やすくなったが、今年はマリンスタジアムでテラスが作られた。テラスの利点は明らかにホームランが増える事である。また、興業的にも座席数が増え、より選手に近い位置での特別な席を提供できるので美味しい。ホームランは観戦初心者に訴求しやすいという利点がある。テラス席も観戦初心者向きだ。だからテラス席設置の意味も分からなくはない。

しかし、tthgはどうもこのテラス席に良い印象がない。一つの理由はtthgがあまりホームランに拘りがないということだ。点が入るならホームラン以外でも良い。むしろ細かい戦術を駆使して取った一点の方が方が語ることが多くて好きなぐらいだ。だからホームランが出なくてもいくらでも野球を楽しめる。tthgに取ってホームランは数ある得点パターンの一つに過ぎない。だから、ことさらにホームランを増やしてもらう必要もない。

そして、もう一つの理由が、人工的にホームランを作り出す行為に違和感を覚える事だ。ホームランが価値が高い一つの理由は滅多に出ないという事だ。打率は3割で優秀、200本ヒット打ったら歴代最高レベルという環境で、ホームランはその4分の一に過ぎない50本で高い評価が与えられる。ホームランは誰でも打てる訳ではなく、一握りの才能の持ち主が努力してやっと30本打てるという希少性が価値なのである。それなのにそのホームランを人工的に作り出すグラウンド面積の縮小は、希少価値の高いものの偽物を紛れ込ませるようで良い気分がしない。

ヤフオクではかつて、小久保氏、松中氏、城島氏、井口現マリーンズ監督などがテラスがなくホームランが出ないと言われた時代にホームランを量産していた。ライオンズのホームランアーチストだった秋山氏がホームランを量産できない球場で彼等が放ったホームランこそ本物のホームランだというのがtthgの考えだ。広く球場でも文句なくホームランという打球を飛ばせる力や技術に挑戦するのがプロであり、ホームランの敷居を下げてホームランを量産するという発想でやって欲しくない。

平成も終わりというのにグラウンドの広さだけ昭和に戻してホームランを量産しようという安易な考えはどうも受け入れがたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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