収穫は郭投手。四番の調子が下降気味なのと守備のミスが不安材料(2019年3月3日対カープ)

今晩は。色々やることがあって更新が深夜になったtthgです。

1回表
郭投手がヒットと四球で満塁のピンチからメヒア選手のセンターへの大飛球のフライでピンチを切り抜ける。球自体は深刻に悪いわけではないが微妙にゾーンの内側に入ったところ痛打された印象。さすがカープ打線という面もある。

1回裏
金子侑選手が追い込まれてからセンター前へヒット。その後源田選手が粘ったあげく、相手が金子侑選手の足の揺さぶりを気にしてストレート勝負したところをヒット。バントしない時の攻撃としては理想的。その後秋山選手と森選手にヒットが出て3得点。森選手のヒットは大瀬良投手にとって悪夢。あの外角低めを打たれるときつい。外崎選手はインコースへの向かってくるところから外に曲がるインスラないしカットに3連続空振り。偶然じゃないとすると外崎選手の弱点かも?

2回表
この回は郭投手の球が前の回よりコーナーに来ており3凡。このくらいやれればそれなりに抑えられる。修正能力は流石。

2回裏
この回は3凡。鈴木選手のサードゴロは捉えた当たりだった。金子侑選手は見逃し三振。あそこはカットしないと。大瀬良投手は特によくなった感はなくもう少し打てる内容だったと思う。

3回表
郭投手が2失点。うち最初の点は菊池選手の技ありのヒットで稼がれたようなもの。2点目は木村選手の強肩をかいくぐった菊池選手の足。菊池選手は本当に嫌な選手である。郭投手の内容自体は良かった。特にボール先行カウントからチェンジアップでストライクを稼げたのは大きい。どうしてもボール先行カウントだとストレート待ちで強振のパターンが多くなる打者心理としてストレートのようで遅いチェンジアップは有効。反省点は松山選手に打たれたチェンジアップ。あれは完全に狙われていた。森選手の配球ミスともいえるのでそこは次回以降の課題にしたい。

3回裏
尻上がりに調子を上げてきた大瀬良投手の前に三凡。このあたりが実績のある投手の真骨頂。

4回表
郭投手3凡。前の回よりは甘めに来ていたが、下位打線ということもあり三凡。とりあえず先発候補の一角の実力は示した。

4回裏
外崎選手の二塁打でチャンスメイクするも、木村選手鈴木選手が連続凡打で点取れず。ピンチで良い球が来るのが良い投手の証。鈴木選手が打った球は甘めでしっかりとらえたように見えたが失速した。球の力で押し込まれた感じ。個人的に応援している鈴木選手に打点が付かなくて残念。

5回表
この回から登板の佐野投手が4失点。投内連携ミスと自身の悪送球でピンチを作っての失点では投球内容を評価する以前の問題。置かれた立場を考えたらあり得ないミス。

5回裏
先頭佐藤選手の二塁打で得点圏で金子侑選手。二球目のボールの変化球に手を出し最後は外角低めのストレートを見逃し三振。これではだめ。対照的にこの回二死二塁で回ってきた秋山選手はしっかり見極めた上外角の金子選手が見逃したコースをヒット。ショート強襲の内野安打だったので点にはならなかったが仕事はした。このあたりの差が秋山選手1番と金子選手1番の違い。秋山選手に続く山川選手がチャンテが鳴り響く中ハーフスイングで三振。最近打撃が低迷気味になってきた。少し心配。



6回表
佐野投手の二イニング目。先ほどの回よりは良かった。石原選手の二塁打の後連続三振は一応評価する。ただ。相手はカープのレギュラーではないので半信半疑。

6回裏
フランスワ投手が登板。左腕で150近くボンボンほおって来る。カープの外人投手の当たり率は高すぎる。ヒース投手も元はカープだし。そんな投手相手に山野辺選手と鈴木選手が食らいついてファウル打つ姿には好感がもてる。鈴木選手は当たった瞬間の映像だと左中間真っ二つかなと感じるのだが伸びがない。秋山選手が同じような角度で打つと長打になる。この辺にレギュラーと二軍の違いを感じる。

7回表
森脇投手がつかまり3失点。確かに甘い球はあったけど、変則フォームが売りの森脇投手に対してそれに惑わされず痛打しフォークも見極めてきた。一流の打者にはあのフォームは特に問題なしなのかカープにあのフォームを問題にしない打者が多いのか。前者だと先行きは暗い。

7回裏
先頭の佐藤選手が四球で出塁したのに愛斗選手が引っ張ってサードゴロ併殺。アピールしなくてはいけない立場なのに右に打つことすらできないのは大きなマイナス。自分の中で確実にヒットにできる確信がある球だったのか。映像を観るか限りただ来た球を一生懸命振っただけに見える。最後の打者となった金子一選手も見逃しは如何なものか。際どいコースは少々ボール臭くてもファウルにできないと審判によってはストライクで終わってしまう。明らかにヒットにできないならファウルを狙うチャレンジをしないとダメなボールだった。

8回表
武隈投手が登板するも小園選手にプロ初本塁打を被弾。逆球だったし、球威がなかったのか。それが言い訳にはならないが呉選手がファウルフライを取り損なってリズムが崩れたという面はありそう。今日は全般的に良くなく結果的にこの1点で終わったという感じ。

8回裏
この回は3凡。先ほどエラーした呉選手。打席でもいいとこ無し。打撃好調と聞くが結果はでない。そしてファーストで出してるのはなぜなのか。セカンドかサード守れないと使いどころがない。ほかの選択肢を試したいことにより、とりあえず打席数だけ確保するためのファーストだとしても他の選手と併用してセカンドやサードで試していかないとどんなに打てても宝の持ち腐れになる。それとも代打専業が構想なのか。

9回表
不安定が売りの連投の平井投手が登板。連投にしては良い方だがヒヤリとする真ん中付近の球も散見された。緩急がないタイプなので真ん中付近は常に危険。結果が3凡だったのは救い。

9回裏
山野辺選手にホームラン。ほぼど真ん中の失投とは言え、それが打てないのが中堅どころの問題の中少ない打席数できっちり結果を残した。セカンド外崎選手は既定路線ぽいので中村選手の不調時のサードを争う存在になることが当面の目標になりそう。ただサード守備の練習をしているとは聞かないのでサードやるなら二軍でスタートか。山田選手、金子一選手、呉選手などが結果を残せない中相対的に山野辺選手の価値は上がっている。

寸評:郭投手がそこそこの内容で4回2点で抑えたの大きい。2点も菊池選手にしてやられた感もあり一方的に責めることはできないし比較的順調。山川選手の調子が下がってきているのが少し心配。そういえば、昨年もこの時期ダメだった。キャンプを終えて緯度の高い地域に移動することによる気温の差が沖縄出身の山川選手には応えるのだろうか。去年は開幕にきっちり合わせてきたので身体が慣れてくれば上がってくることを期待したい。それから守備の要らないミスが多い。ファインプレーも大事だが、打ち取った球をしっかりアウトにするのもリズムを考えると同様に重要。打線も中村選手と栗山選手が好調でないと去年の破壊力は維持できないことが明白になりつつある今、守備の要らないミスが致命傷になることも想定される。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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