マウンドで投げないのにブルペンで投球練習するのは無駄。

今晩は合理主義者のtthgです。

連続で辞辞苑ネタで申し訳ないが、先日のブルペン特集で面白い話題があった。中継ぎで一時代を築いた元ドラゴンズの浅尾投手が「ブルペンで毎試合2球多く投げるだけでも年間300球多く投げてしまう。それは大きな負担だからブルペンで投げる球数は少ない方がよい」と発言していた。そして、それだけ身体の負担に気を使っていた浅尾投手も故障で短命に終わってしまった。浅尾投手の例はブルペンでの練習量について今一度考える必要性を示している。


この特集の中では、ファイターズ時代肩や肘に不安のある増井投手について、ブルペンコーチの芝草氏が登板のチャンスがない時は出来るだけ投げさせないようにしていたという事例が紹介されていた。この例が負担を減らす方法として1つ有用である。しかし、この方法はブルペンで球数を多く投げる日本式の準備では限界がある。
中継ぎの起用方法は試合展開によって変わる。僅差で逆転すれば突如として出番がやってくる。逆に味方が大量点を取れば格下の投手を投げされることもある。ギリギリまで準備を待つと普段と違うルーティンで登板させられることになりそれは決してプラスには働かない。(そんなことは気にしないというタイプは別にして。)

日本式に球数を多く投げるルーティンを変えないならば最適な方法は権藤氏がかつて横浜で導入した中継ぎローテーション制である。予め中継ぎ投手にも登板する人 投手と上がりの投手を決めておき、登板日の投手だけ準備する。これならばある程度順番で投げられのでじっくり準備しつつ無駄なブルペンの投球練習を回避できる。しかし、この作戦は試合展開により臨機応変な対応を難しくする。また、実力的にもレベルの高い中継ぎ投手を二セット準備する必要があるので戦力的な充実が必要になるという名デメリットがある。

両方の良い所どりするなら、ブルペンでの練習方法をメジャー式に少ない球数で用意し、前の回の守備が終わった段階で準備を始める方法に切り替えることだ。これなら攻撃で大量点が入ったパターン以外は無駄な投球練習は省ける。大量点が入ってもその回だけは勝ちパターンの投手でも使い、その次の回からは格下の投手を使えば良い。

この方式であれば無駄な投球練習はかなり省けるが、問題はメジャー式の調整方法が日本で使えるかという点である。この点については番組でメジャーの中継ぎとして成功した(下手したら日本の時より成功した)岡島投手が「慣れれば大丈夫」と言っていたので適応できる投手は確実に存在するはずだ。そうであれば日本でもチーム方針としてこのやり方を試してみる価値はある。

毎試合中だけして、肩を消耗するのは明らかに身体のリスクだけ追っている状況で好ましくない。メジャー流が絶対の正解とは言わないが肩はつくったけど登板しない試合を減らす努力は絶対に必要である。特に今年のライオンズは投手力不足だけに貴重な中継ぎが終盤にへばってしまっては勝ち目が極端に薄くなるだけに、ブルペンの球数を減らす努力が必要である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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マウンドで投げないのにブルペンで投球練習するのは無駄。” に対して1件のコメントがあります。

  1. 越後の侍 より:

    この意見は賛成です。
     いつも(大体)フィールドビューで見ていますが、かなり球数を投げているように思えます。そして、登板なし、これではと思います。
     甲子園でも、高校野球で第3投手を送り込むときは、エースを初回から準備しておく、あの暑い中での準備はスタミナロスだと思います。

     プロで西武の場合、もう1本の方程式に、平井、野田、小川、武隈あたりで組めるといいのですが、いかんせん昨年が炎上状態だったので。でもやるしかないと思います。そして敗戦処理、回跨ぎの出来る投手の育成、今年中の課題だと思います

    1. tthg より:

      平井投手や野田投手など登板機会が一定でない投手は特に準備をできるだけ省く必要があります。クローザーやセットアッパーはある程度登板の有る無しがはっきりしてるので休み易いですから。

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