順位予想の基本的考え方

おはようございます。病み上がりのtthgです。

気がつけばプロ野球の正月であるキャンプインまで1月を切ってしまった。ファンのオフももうすぐ明ける。そんな日が待ち遠しいわけだが、今日はキャンプーオープン戦の時期に行われる順位予想について語りたい。


最初からネガティブな話で恐縮だがtthgは順位予想の順位そのものはあまり気にしていない。なぜなら野球の順位予想ほど難しいものはないからだ。野球の成績は変動幅が大きすぎる。打者であれば、打率で3-4分の減は一流と言われる打者ですらザラにある。3割1分の好成績だった打者が2割7分で次のシーズンを終えると書けばそんな奴沢山いるなと納得して頂けるだろう。

投手だって10勝った後のシーズンに5-6で終わる投手は良くいる。更に怪我のリスクは常にあり、試合には出ていたが肘や膝、腰に爆弾というケースもある。これらを正確に予測して順位を当てるというのは宝くじを買うようなものだ。

ただ、そうは言っても全く予想か無意味かというとそんな事はない。去年のライオンズみたいに打撃だけで勝ったチームの連覇は基本的に厳しい。打撃は怪我がなくても調子を崩す可能性が高いからだ。基本的には確実に二桁勝てる投手を3人は確保できると確信を持って言えるチームは、優勝確定とは言わないがCSはかなり確率が高い。

そのぐらいの大雑把なくくりで言えば順位予想も意味がある。なぜならそれはシーズン後の責任を追及する時に、現場の使い方が悪いのか、フロントが悪いのかという議論をする観点から有効だからだ。

ライオンズについて言えば、今年も明らかに投手は不足している。曲がりなりにもエースと言われた男が去ったが内海投手ぐらいしかめぼしい補強はない。今井投手や高橋光成投手、高木投手、郭投手あたりが覚醒しないと二桁を期待できる投手がいない。基本的には先発投手で不調や怪我で1-2人居なくなっても戦い得る戦力でなければ安定した上位争いは難しい。それなのにそもそも誰か覚醒してくれないと星勘定すらできない現状は厳しい。そう考えるとライオンズは今年優勝できなくても現場の責任は軽い。

戦前の順位予想は結果に対して妥当な戦力だったのかという観点で個々のチームで活用すべきであり、評論家の力を図るために使う必要はない。強いて言えばなぜにその順位にしたのかという根拠がチーム状況に即しているかという点は、参考にすべき予想かそうでないかという点で気にすべき事ではある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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