長期契約は選手にとって損な面もある。

今日は。昼休みにスマホで記事を書いているtthg です。

FA宣言選手は一般的に通常より長期の契約になることが通例である。選手としてはいつゲガして選手生活が終わるか分からないスポーツ選手として長く期間高給を保証してるくれる契約は有り難い話だ。しかし、同時に長期契約にはリスクも伴う。一つは長期契約による慢心だ。メジャーを見ても長期高額契約が不良債権化してチームとして始末に困るという話は結構ある。一つの原因として、先を保証される人間のサガとしてサボりがちという面は大きいと思う。我々サラリーマンだって社長の息子とかで基本的クビがないからサボるとか、身分保障が手厚い公務員が仕事しないという話は度々耳にする。(全ての社長の息子や公務員ごサボってるとか言うつもりはない。あくまでそういう例があるという話。)明日の保証がないから今を懸命に頑張るというのは人の心理として無視できない事だ。



また、今年バファローズの中島選手と金子投手のように高額契約の長期契約の場合は年齢による劣化でチームとして残って欲しいレベルの実力はあるけど金額的に限度額以上の減俸を余儀なくされるリスクも高まる。もちろん年俸に見合う成績が残せなかった結果だから自業自得だが、税金のことを考えるといきなりどデカイ減俸は選手にとって痛いという面もある。選手にとっては年俸が高くなるとつぎの契約へのハードルが高くなるリスクは否めない。そしてそれは長期契約であればあるほど高くなる。

そう考えると少なくとも長期契約は年俸変動制や出来高のアッパーをあげるとかした方がチームだけでなく本人のためにもなると思う。単年で結果を残せないと年俸を減らされるリスクにさらされた結果自分に厳しくした結果選手寿命が伸びれば単年の年俸収支ではマイナスでも生涯年俸では得をし、長い現役生活で学んだ事が、コーチ、監督、解説者と言ったセカンドライフに大きく活きるという可能性もある。

ライオンズとしてはマネーゲームで真っ向勝負は難しいとすれば、長期契約のリスクを説明した上でアッパーの高い出来高で長期契約で勝負するという方法はあるだろう。FA獲得は難しいが引き留めには一定の効果はあるのではないだろうか。

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