二軍の選手に遊ぶ金を与えるな。~高津臣吾著「二軍監督の仕事」を読んで①~

お早うございます。昨晩は少し時間があったので読書をしたtthgです。

昨晩少し時間が空いたので本屋に行って何点か本を購入しのだが、その中の一冊スワローズなどで活躍した高津臣吾氏の著書「二軍監督の仕事」が面白い。テレビではおちゃらけキャラで通している高津氏だが、真面目に野球を語りだすと別の一面が見えてくる。そこでtthgが本書読んでいて面白かった点を何点か紹介しつつ、その上で高津氏の意見に対してtthgが考えたことを書きたいと思う。まず最初は「二軍の選手に遊ぶ金を与えるべきではない」という点について。

高津氏は本書において、日本のプロ野球は二軍でも世間のサラリーマンより高給を得られる現状を憂いていて、時にそれが選手の向上心をそいでいると指摘している。特に高津氏はメジャーの経験があり、アメリカのマイナーとメジャーの待遇の差が大きくそれが、ハングリー精神を醸成し、メジャーの競争力の源泉になっていると考えており、このアメリカ式が良いと思っている。そして、ホークスが三軍にも充実した設備を用意し成功している現状に戸惑いを覚えいるようだ。(本書ではP70に本件につき言及している。)



tthgはこの意見について半分正しく半分間違っていると思っている。1軍と2軍に明確に差をつけて向上心を高める策は正しい。2軍の結果はほとんど球団の売り上げに貢献していない。それなのに世間一般のサラリーを超える収入があるのはおかしい。ここは是制すべきだ。しかし、一方でアメリカの劣悪な環境は世界中から若い才能が集まってくる状況だから成立している。劣悪な環境で競争から脱落していく者が沢山いても問題ないから手厚くケアする必要がないのだ。本書でも言及があるようにマイナーの若手はハンバーガーしか食べられないというが明らかに成長期の若者に必要な栄養素が欠落した食事であり、これは才能のロスにつながっている。でもその中で成長できたものだけを拾い上げれば良いから問題ないだけだ。少数精鋭の日本式経営でこれをやったらロスが大きすぎる。

だから、ホークスがやっているように三軍に設備投資したり、栄養指導と適切な食事を与えるなどの「野球をやるべき環境」を用意してやることは日本式には理にかなっている。しかし、二軍の選手に遊ぶ金がある状況は改善すべきだろう。例えば、2軍の選手の年俸は一律200万とかにする。そして2軍契約の選手は全員寮で面倒見て食事は完全に寮で用意する。野球用具などの野球に必要なものは球団から貸与する。そして月10万なりの料費を徴収する。そうすれば単純計算で選手の手元に残るお金は年80万。(税金の計算をしていないので税込みでこれぐらい残るように調整する必要がある。金額はあくまで参考)これなら物理的に遊ぶ金がないので野球で這い上がるしかなくなる。極端な話2軍の選手にスマホや個人のPCなど必要なく野球の勉強資料は球団が用意してやれば良い。

そんな環境でも「野球がやりたい」という気持ちがあるやつだけ集めて2軍を構成するのも有りだと思う。その結果ドラフト上位指名選手にドラフト拒否が起こるかもしれないが、「真のモチベーション」があるやつをトコトン鍛えるほうがコスパが良いように思う。少なくともホークスが育成指名の方が成功している現状を考えれば決して絵空事とは言えまい。ライオンズは金がないのだから極端な話未知の新人に1億の契約金を払うより、その金で200万の年収で我慢してくれるモチベーション高い奴を20人とって育成した方がFA流出も込みでも運営できるチームが出来上がるのではないか。

なお、本記事を読んで高津氏の著書に興味を持った方は下記からどうぞ。

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二軍の選手に遊ぶ金を与えるな。~高津臣吾著「二軍監督の仕事」を読んで①~” に対して2件のコメントがあります。

  1. 越後の侍 より:

    私も賛成ですね。確かに2軍の選手は、上に上がりたいのだから。差をつけていいと思います
    野球漬け、ここは微妙ですね。でもここで食っていく気があるのならば、ありかも。でも当然息抜きがどこかで必要かと思います

     ライオンズも来期の半ばには新寮が完成し、入れる人数も増えます。思い切って、独身者は入れてもいいような気がします。ただこれも本人との話や条件等が絡むと思いますが。
     ホークスの話が出て悔しいですが、でもそうやって育成からしっかり出てきているわけだから見習うべきところは見習ってもいいと思います
     私が思うことは活躍しだしたときに退寮となったとき、食生活に触れていましたが、私はそこを心配しているんです。高給取りになり、でも料理の作り方も知らないままに出たのでは困る、若獅子寮では食事はいいとは聞いています。でも一人になり何を作ったらいいのかわからない、牛丼生活で大失敗した例もあるので、栄養の話は選手たちにしっかり教える機会を作る、そんなことがあってもいいと思います
     どう思うか考えると2軍500万、確かに一般社会に比べれば、高いですね。
     いろいろ考えますが差をもっとつけていいと思います。そして1軍も上げられないなら出来高をもっと上げて活躍した選手には与えるそんなことをしてもいいのではと思います
     私もコンピュータには疎いので、誰が見ているかわかりません。実際選手が見たら嫌なのでこの程度の本音にしておきます

    1. tthg より:

      基本的には息抜きなんかいらんわ。ぐらいのモチベーション高いやつを探したいですがそんなやつはいないとすれば寮の中で娯楽施設を作ってある程度時間を区切った遊びを認めるなどが考えられる思います。

      退寮については本人が望む限りは寮で生活させるだけのキャパを持つべきと思います。退寮後のために栄養指導や簡単な料理ぐらい教えてケアすべきと思います。

      契約については一軍に上がった時のみの出来高という契約はありかと。

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