サラリーキャップにおけるチーム年俸水準の設定はは意外に難しかった。

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今晩は。簿記や企業会計に詳しい方の助言が必要なtthgです。

先日のサラリーキャップに関する記事で球団の財務諸表が公開されないと適正水準が分からないという趣旨の事を書いたら、bmmさんから「決算公告」で見ることができるという指摘を頂いた。調べてみると下記のとおり実際に公開されていた。まずは誤った情報を掲載したことについてお詫びしたい。

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さて、上記のホークスの決算を覗いてみるとサラリーキャップにおける適正年俸水準問題は意外に厄介だという事が分かった。先日の記事で例に上げた「球場使用料」の問題だが、球団が球場を借用しているかぎりは、その使用料は費用として「損益計算書」に掲載される。しかし、借金して球場を買ってしまうと資産として処理されて「貸借対照表」に掲載される。そして借金の返済は利息を除いて「損益計算書」には影響しない。(なぜ影響しないかはtthgも詳しくないのでこちらを参照頂きたい。)

tthgの漠然としたイメージでは単年度の収支を現わす 損益計算書ベースで適正年俸を考えていたが、ホークスのように球場を所有している球団の損益計算書ベースで議論すると随分とチームの適正年俸水準は上がってしまう。サラリーキャップの議論になれば同然ホークスは自軍の財務諸表をベースに主張するわけで難しい議論になる。(ただし、ホークスは真っ向から財務諸表に球場分の借金を掲載していたのでここに数字のマジックはなかったようである。ホークスの皆様若干邪推して印象の悪い記事を書いて申し訳ない。)

ところで、上記ホークスの財務諸表では2018.2月の負債は約800億弱。そして、ライオンズの負債は約30億。この借金の規模を含めていわゆる「経営状態」を総合的に判断して単年度の収支におけるチーム年俸水準を決定しなくてはいけない。今のところ、ホークスは借金も年々減っていて健全経営である。そのためホークスが「他の球団も同じくらい経営努力しろ」と主張されても真っ向から反論はしにくい状況だ。その点についてはライオンズも十分反省が必要だし、他球団もそれは同様だ。少なくともホークスが健全経営である以上他球団は年俸上限をホークス寄りに妥協しないと制度は成立しない。下限も含めてキャップ制を導入すれば年俸水準の引き上げを強制的に借金してでも実現しないといけない球団もあるだろう。その辺の覚悟は必要であることは間違いない。

ただし、ホークスも球場買収直後の2015年に27億あった当期純利益が2018に7億まで減り、今年のオフに10億とも言われるリストラを慣行したことを考えるとホークスも今年のチーム年俸水準が今の経営的にはアッパーになるように思われる。また、借金の規模はリスク要因であり、当期利益に対してどの程度まで借金を許容するかと言った点については専門家の意見も聞きつつ調整が必要だろう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事へのコメント

  1. うーん難しいものですねえ

     でも、何か手を打たないと、札束での戦いは永遠に終わらないし何かないのかなと思います
     結局、なんだかんだ理由を付けて結局金か、そんな感じです

     西武にももっと出せと言いたい、でも今の丸と浅村は適正金額を間違っている。おそらく移籍して悔やむでしょう。あとは来年以降GMに託します。でも本部長の影は何年経って消えるのでしょう。早く消えてくれと言いたいです
     言い過ぎですみません。でも本部長のネット上の記事で、辞任を求める人は押してください、詳細はよく知りませんが何か今までのFAにも関係があったんですね。みんなあっさり監督を見切ってしまうのだから
     暗いことは辞めて、さて再起の日程表とにらみ合いです。来季ファン感に行かなかったとき年3回どこにポイントを絞るか難しいです。7月中旬から9月の頭のはおそらくナイター、で今年ほど交流戦もヤクルト、そしてホーム開幕戦も平日ということは土日のグッズ配布の日はなし、9月の週末はロッテ、選択肢が難しいです、移籍がはっきりして、もしこう思うと思ったら教えてください 

    1. チキンレースのまま推移する圧力は強いです。圧力を止めないといずれ厳しい未来になるかと。

      本部長についてはマスコミ報道レベルでは随分と厳しい意見を言いたくなります。マスコミの飛ばしもあるのでなんとも言えないとこもありますが。

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