野球協約の制限を超える減額提示しておきながら「戦力として考える」という矛盾から考えるメジャー帰りへの適正年俸。~牧田投手再獲得への参考材料として~

今晩は。日本シリーズ中に人事異動による歓迎会がセットされても痛くないtthgです。

本日の朝刊でバファローズの中島選手に野球協約の制限を超える減額オファーがなされた旨の報道があった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000227-sph-base
協約制限を超えるオファーをすること自体は別に問題はない。現行ルール上減額制限を超えても当事者同士が納得すれば契約が成立するからだ。しかし、制限を超えて減額オファーをする以上バファローズは中島選手がそれを飲まずに自由契約になり他球団と契約するリスクを負う。そうである以上このオファーは、中島選手に対して「いてもいなくても良いよ」という意思表示をしているのと同じである。本当に「必要な戦力」と球団が考えているなら、制限を超えて減額をしてはいけない。上記の記事によれば、球団は「必要な戦力」として考えていると語っているが、全く説得力がない。

去年もファイターズが田中賢介に対して同じようなオファーをしていたが、こうしたオファーは球団への不信感産む。球団経営上どうしても減額制限を超えるオファーをするなら、「来季も戦力として期待しているが、君の年齢と今年の数字を考えるとうちのチームとしてはこれだけしか出せない。この金額で満足してくれるなら契約して欲しい。」と正直に言うべきだ。なんの注釈もつけずに「戦力として考える」だけでは裏の本音がミエミエだ。こうした契約で例え本人が納得しても、周りの選手たちは球団の二枚舌に不信感を持つ。その不信感は、やがて次代の選手のFAの時などに負の影響をもたらす。ライオンズはこうした悪い例をよく参考にして、中村選手や栗山選手が本格的に衰えた時の交渉時に変なオファーをしないようにしてほしい。



ところで、中島選手や田中選手にいびつなオファーが行われる背景として「メジャー帰り」という理由がある。彼らはメジャーに挑戦したが結果を残せず帰国して日本の球団で再契約した。メジャー帰りはプチFAのような状況なので実力以上に年俸が跳ね上がる傾向にある。メジャー帰りで本当の意味で貢献した選手は20億だのと言われたメジャーのエース契約を蹴ってカープと契約した黒田選手ぐらいしかいないのが現実だが、現状マネーゲームになりがちだ。そして、実力に不相応な契約を結ぶから上記のようないびつなオファーが生じているのである。

そして、このメジャー帰りについては去年ポスティングでメジャー挑戦した牧田投手の再獲得がうわさされているライオンズにとっても対岸の火事ではすまない。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181022/lio18102205000001-n1.html
牧田投手の場合メジャーが1年と短く、一応メジャーのマウンドで投げていたからリスクは少ない面もある。少なくともろくろくメジャーで試合に出ていなかった中島選手や田中選手に比べるなら活躍の確率は高い。一方、33という年齢とメジャーで一流とは言えない成績に終わったことを考えると黒田投手のような状況は望めない。小宮山投手、伊良部投手、佐々木投手、吉井投手、マック鈴木投手などメジャー(マイナー)最終年の成績が思うようにいかなかった投手を物差しにすれば、マネーゲームで複数年の高額契約などは避けるべきだ。

来季の日本一に向けて投手の補強は絶対に必要だが、下手なマネーゲームに打ってでて年俸バランスを壊してチームが崩壊するのもダメな経営だ。菊池投手のポスティングで浮いたお金を少しだけ牧田投手に投資して儲けた上で補強したことにしようと安易に考えているのでは?と勘繰るのはtthgだけなのだろうか。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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